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アスキー・ジャンク部リターンズ 第156回

「モンスター ロッシ」

モンスターエナジーの新フレーバーはレーサーの味!?

2017年06月05日 12時00分更新

文● コジマ

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 今日はモンスターエナジーの「モンスター ロッシ」を飲みます。6月27日から発売。355ml缶で、予想実売価格は205円前後。

 世界中にファンを持つMotoGPライダー、バレンティーノ・ロッシとのコラボレートした製品。ロッシのイメージカラーである黄色いラベルと、オレンジとレモンの柑橘系フレーバー(果汁4%)が特徴です。

 すでにヨーロッパで発売されているそうで、満を持して日本上陸というわけです。缶の表面にざらざらした加工がなされているほか、上部にはロッシの頭文字「VR」と彼のゼッケンナンバー「46」が前面に押し出されているなど、ロッシファンにはたまらないエナドリといえます。

モンスター ロッシ。黄色いデザインが目を引きます。「THE DOCTOR」はロッシの愛称

栄養成分表示はこんな感じ

バレンティーノ・ロッシについての解説もありました

 今回は筆者だけではなく、ASCII.jp編集部きってのエナドリ番長、スピーディー末岡さんも参加。実は末岡さん、ヨーロッパに出張に行ったときなどに、何度か飲んだことがあるそうです。

ロッシにちなんでバイクポーズを決めるスピーディー末岡さんと筆者。MotoGPというよりはサイクリングに見えますけれども

 さっそく飲んでみた感想ですが、オレンジとレモンの柑橘系フレーバー(缶には「シトラス風味」とあります)、まさにその通りです。エナドリというよりは炭酸ジュースといった味で、飲みやすい。一番近いのは「ファンタオレンジ」でしょうか。エナジー感(という表現で伝わりやすいかはわかりませんが)はほとんどないといってよい。

「エナドリというよりファンタですね」

海外出張のたびに現地のエナドリを飲みまくるスピーディー末岡さん

 スピーディー末岡「海外で飲んだものと味は同じだね。やや薄めのファンタオレンジという感じ。エナジー感はかなり少ないので、そこを期待するとがっかりするかも。微炭酸なのでゴクゴク飲めるし、甘さが控えめなのもうれしい。といってもMONSTER ENERGYの成分とほぼ同じなので、たくさん飲み過ぎると危険かな」

「エナドリっぽくないね」「ないですね」

 エナジードリンクといえばすっかりレッドブルとモンスターエナジーの2強となった感がありますが、モンスター ロッシはレッドブルにはもちろん、これまでのモンスターエナジーのどのフレーバーにも似ていません。エナドリらしくない、と言い切ってもよいほどでしょう。柑橘系のさわやかな味わいは、国内におけるエナドリのイメージを覆すものです。

 このモンスター ロッシがどれだけ受け入れられるかは、大げさにいえば今後のエナドリの勢力図に関わってくる問題かもしれません。

 大げさな表現になってしまいましたが、ともあれ、「エナドリらしからぬ、スッキリした味」は、エナドリが苦手という人にこそむしろオススメしたいです。ぜひ体験してみてください。

「我々モンスターエナジーを今後ともヨロシク……」


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