このページの本文へ

囲碁の世界一で人間を超えるのか

グーグルDeepMindの人工知能「アルファ碁」、世界一の棋士相手にまず第1勝

2017年05月24日 16時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
アルファ碁と対戦する柯潔氏(提供:Google)

 5月23日、中国の烏鎮発にてGoogle DeepMindの囲碁人工知能「アルファ碁」が世界一の棋士である柯潔氏と対戦するFuture of Go Summit第1局が開催され、アルファ碁が勝利した。

 柯潔九段は5歳で囲碁を始め、10歳でプロデビューした世界最高の囲碁プレーヤー。DeepMindのアルファ碁は昨年、韓国のイ・セドル九段に勝利(5番勝負で4勝1敗)したのちも、オンラインの囲碁で匿名棋士(Master)として対戦を重ねて60戦連勝という経験を重ねている。なお、グーグルによると今回のアルファ碁は機械学習に適したTensor Processing Unitマシン1台によって動作しており、アルゴリズムの改良のより、昨年に比べて1/10のCPUパワーで動作しているという。

アルファ碁が動作するTensor Processing Unitマシン(提供:Google)

 柯潔九段はMasterとの対戦も経験しており、アルファ碁の弱点を研究して勝負に望んだという。柯潔九段は他の棋士からも見ても想像できなかったような打ち方で攻めたものの、アルファ碁はそれぞれに正確に対処し、また人間同士の対局ではまず出てこない手で返すなど、優勢にゲームを進めて勝利をおさめた。柯潔九段からも「非常に強い」とコメントしたように、昨年にも増して強力なプレーヤーとなっている。第2局、第3局は5月25日および27日に行なわれる予定。

カテゴリートップへ

開発者の生の声を聞く『熱量IoT』