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Google アシスタントとAmazon Alexaも使える

最強カメラと「握る」動作が新しい! HTC U11実機レポート

2017年05月17日 14時30分更新

文● 山根康宏 編集●ゆうこば

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 5月16日にHTCが発表したフラグシップモデル「HTC U11」。発表会会場でさっそく実機を操作してみました。

 HTC U11はCPUにSnapdragon 835を採用したフラグシップモデルです。「エッジ・センス」と呼ばれる新しいユーザーインターフェースの搭載やオーディオを強化するなど、昨年のフラグシップモデル「HTC 10」より使い勝手と機能が大幅に強化されています。

光で色合いが変わる「リキッド・サーフェース」
カラーバリエーションは5色展開

 本体は水が流れるように滑らかな形状の「リキッド・サーフェイス」と呼ばれる仕上げ。メインカラーにサブの色を混ぜたことにより、光の当たり具合で複雑な色合いを生み出してくれます。

HTC U11の5色のカラーバリエーション。光のあたり具合で色彩が異なって見える

 HTC U11の基本スペックは、CPUがSnapdragon 835、2.45GHz。メモリー4GB、ストレージ64GB、最大2TBのmicroSDカードまで対応。ディスプレーは5.5型WQHD (1440×2560ドット)。カメラは背面が1200万画素(デュアルピクセル)のF1.7、正面が1600万画素F2.0。OSはAndroid 7.1。バッテリーは3000mAh。

5.5型WQHDディスプレーを搭載するU11

 背面カメラは最近流行りのデュアルレンズではありませんが、カメラ性能の指標であるDxOMark Mobileで90のスコアをマーク、非常に高い性能を有しています。

 本体の背面側はガラスの内側に複数の素材を重ねて色を表現。そのため、それぞれの色は端末を見る角度によって色合いが異なって見えます。なお、こちらの色はサファイア・ブルーです。

U11のサファイア・ブルー

 ブリリアント・ブラックは真っ黒のように見えて、隠し色にグリーンが混ざっています。そのため角度によってはほのかに緑色が見える、神秘的な色合いをしています。

U11のブリリアント・ブラック

 5色のカラーバリエーションの中で、このアメイジング・シルバーは不思議な色合いです。シルバーにブルーを加えており、見る角度によって銀色と青色の2つの表情を持っています。

U11のアメイジング・シルバー

 ソーラー・レッドはHTCの製品が多く採用してきた赤色をベースとしていますが、夕日の太陽のように淡い赤みを持たせた色仕上げ。情熱的な真っ赤ではなく、落ち着きのある渋めの色をしています。

U11のソーラー・レッド

 そして、オーソドックスなカラーと言えるアイス・ホワイト。氷のような透明感を持った白い色が爽やかな印象も与えてくれます。

U11のアイス・ホワイト

USB Type-C対応でイヤホンジャックはなし
DSDS対応モデルもある模様

 本体サイズは約76×154×8.3mm。上下対称のデザインをしており、ディスプレー部分もギャップが無いため手で持ちやすい形状となっています。左側面にはボタン類はありません。右側面には音量ボタンと電源ボタンを備えます。

左側面にはボタン類は無し右側側面には音量ボタンと電源ボタン

 本体上部にはSIMスロットを備えます。SIMトレイはシングルSIM、またはデュアルSIMの2タイプ。本体下部にはスピーカーとUSB Type-Cコネクタを備えます。

 なお、3.5mmのヘッドフォンジャックは廃止。付属のType-Cヘッドフォンはユーザーの耳の形に合わせて音響調整が可能なHTC Uソニック・ハイレゾ機能を採用しています。このヘッドフォンはU11専用のものとのこと。市販のヘッドフォンを使う場合は付属のType-Cから3.5mmヘッドフォンへの変換アダプターを利用できます。

本体上部のSIMスロット3.5mmヘッドフォンジャックを廃止した本体下部

 発表会会場の展示モデルはデュアルSIM対応。SIMスロットはnano SIMを2枚か、nano SIMを1枚とmicroSDカード1枚のどちらかの組み合わせで利用できます。もちろんLTEと3GのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応。

展示モデルはDSDS対応のデュアルSIMモデル

2種類の「握る」アクションでアプリを素早く起動

 さて、U11の最大の特徴は、本体両側面の下半分側に加圧センサーが内蔵されており、ホーム画面で本体を握ることで端末の操作が出来る「エッジ・センス」を搭載したこと。

 操作は側面を短く握る、長く握るの2種類。それぞれにスマートフォンの機能やアプリを割り当て可能です。ブラウザーやカレンダー、FacebookとInstagramのように、よく使うアプリを割り当てておくと簡単に起動できるわけです。側面を握ると、握った強さに応じて側面に半円上のエフェクトが表示されるので、握る強さを視覚的に確認できます。

新たに搭載されたエッジ・センスは本体の側面下半分を握って操作する握った強さに応じて側面からエフェクトが表示される

 また、特定のアプリではエッジ・センスに機能が割り当てられています。たとえば、カメラは長く握るとリア・フロントカメラが切り替わり、短めに握るとシャッターを切ります。そのため、「ホーム画面で長く握るとカメラを起動」に設定しておけば、カメラの起動→リア・フロント切り替え→シャッターを切る、までを、側面を握るだけで操作できるわけです。

エッジ・センスは方側面だけを押しても動作する
カメラのリア・フロント切り替えやシャッター押しもエッジ・センスで操作できる
エッジ・センスはカスタマイズ可能。握る力の強弱も調節できる

海外では話題の「アシスタント」機能にも特化している

 このほかには、4つのマイクが常にオンの状態になっており、GoogleアシスタントとAmazon Alexaを即時に呼び出すことができます。また、2つのサービスは切り替える必要なくどちらも利用可能。Googleアシスタントで予定を聞いてから、Amazon Alexaで音楽を流すと言った操作も可能です。

 アシスタント機能はHTC独自の「HTC センス・コンパニオン」を内蔵。よく使うアプリや予定などを学習して自動表示する機能も備えています。

HTCのアシスタント機能であるセンス・コンパニオン

 デザインと質感を高めただけではなく、エッジ・センスという新しいユーザーインターフェースの搭載。そして、複数の音声認識を同時に利用できるなど、他社には無い特徴を多数備えたHTC U11。美しい本体カラーは実機を手に取ってぜひ実際に見てほしいものです。日本での発売が非常に楽しみな製品と言えるでしょう。

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