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アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2017 ― 第1回

知ったかできる自作パーツ基礎知識【CPU編】

2017年05月16日 12時00分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 久々に自作PCに挑戦しようとする人のための応援企画として毎年お届している「アキバで恥をかかないための最新パーツ事情」。今年も、2016年から2017年にかけて登場した新製品を一気におさらい。

 久しぶりにパーツショップを訪れても戸惑うことなく買い物を楽しむために、ここはひとつしっかりと勉強をしてから自作に臨みたい。それではさっそく、PCパーツの最新トレンドを振り返っていこう。第1回は「CPU編」だ。

2016年から2017年の最新CPU事情~AMD編~

 例年であれば、主力CPUであるインテルから紹介となるわけだが、今年に限ってはAMDから。言うまでもなく3月にデビューした「Ryzen」が絶好調なためだ。

3月3日に発売されたAMDの新CPU「Ryzen」

 3月3日(金)午前零時をもって販売が解禁された「Ryzen」は、秋葉原で行なわれた深夜販売にもAMD好きのユーザーが多数集結。数年ぶりにAMD製CPUの登場で盛り上がるという、今までなら考えもしなかった光景が広がった。

 一時、CPUやマザーボードの供給不足に悩まされたものの、現在はそれも解消。「Ryzen 7 1800X」「Ryzen 7 1700X」「Ryzen 7 1700」の3モデルと、「Ryzen 5 1600X」「Ryzen 5 1600」「Ryzen 5 1500X」「Ryzen 5 1400」の4モデル、合わせて7モデルが購入可能だ。

 なお、「Ryzen」はグラフィックス機能をサポートしていない。PCとして動作させるには、ビデオカードが必須となる点には注意しよう。

TSUKUMO eX.では約200名が行列するなど、深夜販売は大盛況。人気のため、目当てのマザーボードが購入できないという光景も多く見られた
Ryzen 7のスペック表
型番 Ryzen 7 1800X Ryzen 7 1700X Ryzen 7 1700
コア数/スレッド数 8/16 8/16 8/16
ベースクロック 3.6GHz 3.4GHz 3GHz
ブーストクロック 4GHz 3.8GHz 3.7GHz
2次キャッシュ 4MB 4MB 4MB
3次キャッシュ 16MB 16MB 16MB
TDP 95W 95W 65W
付属クーラー なし なし Wraith Spire
Ryzen 5のスペック表
型番 Ryzen 5 1600X Ryzen 5 1600 Ryzen 5 1500X Ryzen 5 1400
コア数/スレッド数 6/12 6/12 4/8 4/8
ベースクロック 3.6GHz 3.2GHz 3.5GHz 3.2GHz
ブーストクロック 4GHz 3.6GHz 3.7GHz 3.4GHz
2次キャッシュ 3MB 3MB 2MB 2MB
3次キャッシュ 16MB 16MB 16MB 8MB
TDP 95W 65W 65W 65W
付属クーラー なし Wraith Spire Wraith Spire Wraith Stealth

 「Ryzen」では、新型ソケット「Socket AM4」が採用された。対応するCPUクーラーのラインナップは現時点でかなり増えつつある。新たに買うという人は、事前に対応モデルの目星をつけておこう。

 また、手持ちのCPUクーラーを流用しようと考えている人は、購入前に対応状況を確認しておくのが重要だ。

正式対応をうたう製品の販売はもちろん、対応リテンションの単体販売を行っているメーカーや、代理店等で無償配布(CPU購入者対象)しているというパターンもある
単体では入手不可能なオリジナルCPUクーラー「Wraith MAX RGB」が付属するバルク版。新規購入なら、こちらもオススメだ

 現在も併売されているSocket AM3+対応のFXシリーズやSocket AM2+対応のAPUは、昨年から新製品が発売されていない。保守用など、よほどの理由がない限りは新規で購入する必要はないだろう。

※お詫びと訂正:Ryzen 5のスペック表の一部に誤りがありました。記事を訂正してお詫びします。(2017年5月17日)

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