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ご褒美ランチにうってつけ!

秋葉原「やまの」で国産黒毛和牛A5ランク「イチボ」を堪能

2017年05月07日 11時00分更新

文● 渡辺りえ 編集●吉田ヒロ

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今回もごちそうさまでした

 JR秋葉原駅昭和通り口から徒歩1分。岩本町方面へ向かう交差点をわたる前、「あつみ薬品」の2階にあるお店「やまの」。本日はこちらのお得なランチにお邪魔しました。

駅から近いのに、知る人ぞ知る良いお店

 17席のみの小さな店舗ながら、提供されるお肉はほとんどが国産黒毛和牛A5ランクとあって、食事処の多い昭和通り沿いでも大人気のお店です。特に平日のお昼時は少し並んででも食べようという近隣のサラリーマンやOLで賑わいます。提供も早く回転もいいので、それほど待たずに並べるようですよ。

このカウンターの後ろに、テーブル席があります

 それでは、ランチで最もオススメしたいメニューからご紹介します。

数量限定・イチボ丼御膳(1800円)

特製ダレか、わさび醤油かを選べます。こちらはわさび醤油

こちらは特製ダレ。私はタレの方が好みです

 数量限定メニューで、11時半の開店から30分で完売してしまう人気ぶり。ランチとしては高額ながら、食べれば価格への努力が伝わるはずです。「イチボ」といえば牛のお尻の先、人間で言うお尻のエクボにあたる部分。ごく少量しかとれない貴重な部位です。店舗では、そんな流通の少ない希少部位を最高等級であるA5ランクの国産黒毛和牛で提供しています。甘噛みで溶けるほど柔らかい食感には感動のひと言。霜降りの多い肉で甘み旨みがしっかりしています。それでいて赤身肉らしいヘルシーさも併せ持つので脂身が苦手な人にも十分好まれそうです。もっと味わいたいのに、するっと喉を通ってしまうのでご注意ください。

 さて、A5ランクの希少部位「イチボ」を味わえるのは、数量限定メニューだけではありません。焼肉ランチの4種中2種、そしてステーキランチにもイチボが含まれる品があります。A5ランクのイチボを食べたことがない方には、是が非でも食べてもらいたい。

焼肉ランチS(2200円)

ジュージューと聞こえる音に気分も上がります

食べる前からおいしいのがわかる

 焼肉ランチのうち、贅沢にいちばんお高いものをオーダーしました。こちらの焼肉は赤身肉のイチボとランプ。そして、赤身と間違われがちですが内臓肉に分類されるハラミの3種。この内、なんとイチボとランプの2種が国産黒毛和牛A5ランクです。好きな物は最後までとっておく派の私としては、食べる順序は最初にハラミ、次にランプ、最後にイチボの順がオススメ。この順番で食べると、最初のハラミから十分に肉の旨みと柔らかさを堪能できるのに、ランプやイチボが次々とその旨みを超えていってくれます。特にイチボの別格の旨さを感じること間違いなしです。

牛コロッケ定食(1090円)

A5肉のコロッケって食べたことありますか?

 ランチメニューでは、肉そのものを味わえる焼肉やステーキのほかに、肉料理の生姜焼き、牛スジ煮込みといった定食メニューもあります。こちらの牛コロッケ定食もその一つ。店舗ではコロッケにすら、A5ランクの牛すじを使用しているというから驚きます。思い切って真ん中に箸を入れてみると、まるでハンバーグのように、肉汁が溢れて止まりません!

こんなに肉汁が溢れたらもったいないです

 噛めば噛むほど肉汁が出て、ソースなしでも十分なおいしさです。イチボにばかり目が行っていましたが、これは思わぬダークホースです。コロッケがここまでおいしいと、A5肉が使用されている他の定食メニューも気になりますね。かといってイチボもまた食べたいし。味を知ってしまったからこそ次回の来店時には注文でかなり悩みそう。

 ディナーでは、焼肉・チリトリ焼き・モツ鍋をメインに、ランチでは定食として提供されていたコロッケや牛スジ煮込みが一品料理として頼めるそう。注文に悩むなら、いっそディナーに行ってもいいかもしれない。居心地のいい小さな店舗で、ここまでおいしければ、友達を連れて行ったときの反応も期待できそうです。

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