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保護パーツ満載の高耐久ボード

ASUS、AMD A320チップセット搭載の電源強化型microATXマザー「PRIME A320M-K」

2017年04月26日 15時30分更新

文● 天野透/ASCII

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 ASUSは4月26日、AMD A320チップセットを搭載するmicroATXサイズのマザーボード「PRIME A320M-K」を発売した。予想実売価格は1万円前後。

 電源にオリジナルの「DIGI+ VRM」デジタル回路を搭載。アナログ電源回路に比べて応答性に優れ、負荷によって激しく変動するCPUの要求電力に対して、低遅延で正確な電力供給ができるという。さらにオリジナル電力制御チップ「EPU」も採用し、自動でPCの消費電力を抑えられる。EPUの動作設定はUEFIから変更可能で、性能をなるべく維持しつつ消費電力を落としたり、性能をある程度犠牲にする代わりに大幅に消費電力を削減させたり、機能自体をオフにしたりすることができる。

 そのほか各種パーツを強化し、長期間使うことを見据えた耐久性を確保したとする。PCI Express x16ポートは重量級のカードを想定した強化拡張スロット。LANポートには内部のコイルなどの部品に低ESRのものを使用しており、一般的な部材より2.5倍の過電圧(最大1万5000V)に耐える。チップセットをはじめとした各種チップには過電圧から守る保護回路を、そしてバックパネルには一般的な製品の3倍の耐食性を有するステンレス製バックパネルを使用している。

 また、CPUファンとケースファンの回転速度を温度に応じて細かく制御できるファンコントロール機能「Fan Xpert」を搭載。Windows用のソフトを使うことで、CPUの温度に応じた段階的にファン回転数の変更や、設定温度以上での高回転化といった設定が簡単にできる。

 主な仕様は、対応メモリーがDDR4 3200×2(最大32GB)。映像出力がHDMI 1.4b×1とD-Sub 15ピン×1。拡張スロットがPCIe 3.0 x16×1とPCIe 2.0 x1×2。ストレージポートがM.2×1とSATA III×4。USBポートがUSB 3.0×6とUSB 2.0×6。LANポートが1000BASE-T×1。

PCIe x16とLANポートの間に「LAN Guard」チップが見える

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