このページの本文へ

同軸セラミックツイーターユニット搭載のハイコスパモデル

真鍮のエイジングを楽しめるお手軽良音イヤホンが限定発売

2017年04月21日 22時00分更新

文● 天野透/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

真鍮ハウジングのハイコスパイヤホン。使い込むと自分色に変わってゆく

 e☆イヤホンは4月21日、今年1月に発売されたintime(アンティーム)ブランドのイヤホン「碧(SORA)antique」GOLDモデルを、1000台限定で4月21日より同店で独占販売する。価格は4830円。

 1月に発売された「碧(SORA)」は一般的なダイナミックドライバーの同軸上にセラミックツイーターを置いた2way式。

 限定モデルでも標準モデルと同じユニットを使用しているが、ハウジングに真鍮を採用した。これに防錆コートを施し、経年変化で色合いや風味の変化(antique)を楽しめるとしている。ベースモデルでブルーだった本革製の付属コードリールは、限定モデルではブラックになっている。

ベースモデルより音色は明るい

 編集部に試聴機が届いていたので、簡単にベースモデルとの比較インプレッションをお伝えしたい。

 まずベースモデルはコシの強い低音が特徴的で、コントラバスなどの量感が豊か。上から下までしっかりと鳴るが、それでも痛くはならない点は好印象だ。十分に解像感もあるが、それ以上に音の雰囲気が良く、アコースティックな楽器の響きが心地よい。

 一方今回の限定モデルは1音目が出た瞬間から音の明るさをハッキリと感じた。傾向としてはベースモデルをハイ上がりにした感じだが、高域が刺さるわけではないのは見事。音の粒立ちがよく、しっかりと定位する。

 箱を出してすぐの音なので音の硬さを感じたが、エージングで少しはほぐれるだろうか。いずれにしても5000円以下でこの音はかなりハイレベルだ。

シルバーと青のベースモデルと比べると、どっしりとしたイメージを受ける配色。

真鍮は若干グロス気味な仕上げになっている

■関連サイト

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中