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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第10回

【鉄板&旬パーツ】8コアのハイスペックPCに最適なMini-ITXケース

2017年04月26日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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AM4向けMini-ITXマザーがまもなく登場!

 ミドルクラスとなる6コア/12スレッドの「Ryzen 5」シリーズも登場し、本格的にインテル Core iシリーズと真っ向対決の体をなしてきているRyzenシリーズ。

 うれしいことに、3月末にBIOSTER(本社)から正式発表された初のSocket AM4対応Mini-ITXマザーボードの「X370GTN」、「B350GTN」の国内取り扱いを、国内正規代理店のアユートが発表。

 LGA2011-v3プラットフォームよりも、安価&手軽に8コア/16スレッドのコンパクトPCを自作できる日が、間近に迫っている。

 LGA 1151向けのゲーミング向けMini-ITXマザーボードもひと通り出そろっているので、今回はコンパクトかつビデオカードを搭載できる定番人気のMini-ITXケースを改めてチェックしてみた。

 なお、Socket AM4対応のMini-ITXマザーボードは、BIOSTER以外のメーカーも準備中なので、今後はさらにラインナップが増えそうだ。

AMD「X370」チップセットを搭載するBIOSTER「X370GTN」。4月28日発売予定で、予価は税別1万4980円

M.2スロット(32Gbps)はマザーボード裏面に装備している

チップセットに「B350」を採用するBIOSTER「B350GTN」。スペックは「X370GTN」とほぼ同じで、予価は税別1万2800円

GIGABYTEは「B350」を搭載したMini-ITXマザーボードを計画中。発売時期などは未定だが、大いに期待したい。なお、ASRockも「X370」で発売予定だ

ド定番はクーラーマスターのキューブタイプ

 選択肢が非常に増えているMini-ITXケースだが、多くのショップスタッフが定番に上げるのが、クーラーマスターの「Elite 1x0 Cube」シリーズだ。

 内部スペースが限られるため、冷却面やケーブル取り回しなど、難易度は高まるが、最大ボード長343mmのビデオカードに対応する高拡張性に、8000円程度の手ごろな価格でロングセラーになっている。

 対応するボード長は210mmまでになるが、ケース奥行きが短くなっている「Elite 110 Cube」など、フロントデザインや拡張性が異なる3モデルが販売中だ。

キューブ型Mini-ITXケースの定番となっているクーラーマスターの「Elite 1x0 Cube」シリーズ。3モデルともに手ごろな価格になっている

Elite 130 Cube
メーカー:クーラーマスター
URL:http://apac.coolermaster.com/jp/case/mini-itx/elite130cube/
実売価格:6500円前後

フロントメッシュ仕様の「Elite 130 Cube」。本体サイズは240(W)×398.5(D)×207.4(H)mm

ストレージベイをサイドやボトムにすることで、フロント部に余裕を持たせている。フロントには、120mmラジエーターの搭載も可能だ

Elite 120 Cube
メーカー:クーラーマスター
URL:http://apac.coolermaster.com/jp/case/mini-itx/elite-120-cube/
実売価格:5800円前後

2012年の発売当時も、キューブ型Mini-ITXケースの定番だった「Elite 120 Cube」

ドライブベイをフロントに備えるため、ケーブルの取り回し難易度は高め。本体サイズは、「Elite 130 Cube」と同じになる

Elite 110 Cube
メーカー:クーラーマスター
URL:http://apac.coolermaster.com/jp/case/mini-itx/elite-110-cube/
実売価格:5600円前後

280(W)×260(D)×208(H)mmのコンパクト筐体ながら、長さ210mmまでのビデオカードを搭載できる「Elite 110 Cube」

ドライブベイはトップとサイドに備わっており、最大で3.5インチ×3、または2.5インチ×4を搭載できる(組み合わせて使用可能)

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