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TangoにDaydream、同時に最強級スペックのスマホ、ASUS「ZenFone AR」をチェック

2017年04月15日 15時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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グーグルのAR/VR技術に対応したハイエンドスマホ、ASUS「ZenFone AR」

 ASUSが今夏の発売を発表したSIMフリースマホ「ZenFone AR」。グーグルが推進する空間認識技術「Tango」とVR技術「Daydream」への両対応に注目が集まっているが、スマホとしても現時点で最強クラスの1台と言える。あらためて発表会での写真を中心にチェックしていこう。

背面には通常のカメラのほかに、モーショントラッキングカメラ、深度カメラが搭載されている
現実空間に家具を重ね合わせるデモ。奥行も認識するので、イスが壁を突き抜けたりはしない
車の中の位置にスマホを持った人間が移動すると、自動的に車内の映像に切り替わる
Daydreamについては、本来はグーグルのHMD「Daydream View」と組み合わせて利用する。ただ、国内では未発売ということで、簡易的な組立式のヘッドセットが付属する

 まず本機を手にして最初に気づくのが、WQHD解像度(1440×2560ドット)の5.8型有機ELディスプレーの鮮やかさ。国内のZenFoneシリーズでは初となるWQHD解像度とのこと。Daydream対応には応答速度の面で有機ELが必要となるわけだが、ハイエンドモデルならではのプレミアム感をなにより実感できる部分だ。

ディスプレーの美しさが印象的。前面下部のホームボタンは指紋センサーとの一体型

 基本スペックももちろん高い。CPUはSnapdragon 821(2.35GHz、クアッドコア)、メモリーとストレージは8GB/128GBと6GB/64GBの組み合わせが用意されている。メインのカメラは23メガで光学式手ぶれ補正機構を搭載。CPUについては、Snapdragon 835搭載機もそろそろといった感じだが、十分以上に高性能なだけあって、Tango対応の初号機であるレノボ「PHAB2 Pro」と比べても、スムーズな動作であると感じられた。

 ネットワーク対応も強力で、3波のキャリアアグリゲーションに加えて、4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイが利用可能。ただし、nanoSIMの片方とmicroSDは排他仕様となっている。またauネットワークにも対応予定。

 背面の表面がメタルではなく、レザー素材が用いられているのは、TangoやDaydream利用時の温度上昇を意識しているのではないかと想像したが、実際にTango対応アプリを連続で利用していても、熱くて持ちづらいということはなかった。また滑りにくいという点でも好印象だ。

背面はレザー、側面はメタルになっている。Tangoのロゴも付いている
USB端子はType-C。DSDS対応も片方のSIMスロットはmicroSDと排他仕様

 PHAB2 Proは6.4型ディスプレー搭載という、やや特別な存在だったが、こちらは横幅が77.7mmと画面サイズ相応で、大型スマホに慣れた人なら特別に大きいと感じることはないはず。価格も8GB/128GBモデルは税抜9万9800円とさすがに高価だが、6GB/64GBモデルならば税抜8万2800円。ハイエンドモデルとしては特段高価なわけではない。TangoやDaydreamの新しい世界を体感したいという人はもちろん、SIMフリースマホのフラグシップ機を狙っているという人の候補にも入ってくる1台だろう。

  ZenFone AR
メーカー ASUS
価格(税抜) 9万9800円(8GB/128GB)
8万2800円(6GB/64GB)
ディスプレー 5.7型有機EL
画面解像度 1440×2560ドット
サイズ 約77.7×158.98×4.6~8.95mm
重量 約170g
CPU Snapdragon 821 2.35GHz
(クアッドコア)
内蔵メモリー 6 or 8GB
内蔵ストレージ 64 or 128GB
外部メモリー microSDXC(最大2TB)
OS Android 7.0
対応バンド LTE:1/2/3/5/7/8/18/19
/20/26/28/38/40/41
W-CDMA:1/2/5/6/8
4バンドGSM
DSDS(4G+3G)
CA対応 ○(3CC)
au VoLTE ○(対応予定)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:23メガ
/イン:8メガ
バッテリー容量 3300mAh
指紋センサー
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
カラバリ ブラック

デュアルレンズのZenFone 3 Zoomも国内登場か!?
2万円台の5.5型のZenFone 3 Maxもチェック

 発表会会場では、海外でリリース済の「ZenFone 3 Zoom」の参考展示も行なわれていた。ZenFone 3 ZoomはiPhone 7 Plusと同じく、標準と望遠の2つのレンズを搭載して、光学2.3倍のズームが可能なモデルだ。

 海外版のサイトでチェックする限り、そのほかのスペックはミドルハイクラスで、Snapdragon 625、最大4GBメモリー、最大128GBストレージ、5000mAhバッテリーなど。こういう形で展示される以上、国内での販売の可能性は高そうだ。

デュアルレンズが気になる「ZenFone 3 Zoom」は参考展示として会場に用意されていた

 さらに国内で発表されたばかりの5.5型の「ZenFone 3 Max」も展示されていた。同機は税抜2万7800円という“格安スマホ”で主役となる価格帯の1台。この価格でもメタル筐体と2.5D加工の前面ガラスで、シンプル&プレミアムな外観を持つ。

 主なスペックは、フルHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 430(1.4GHz、オクタコア)、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)、背面のタッチ式指紋センサー、4100mAhバッテリー、Android 6.0など。バッテリー容量の大きさと、一方での約8.3mmとさほど分厚くない点がアピールポイントとなる。

フルHD解像度の5.5型液晶と大型バッテリーを搭載したミドルクラス「ZenFone 3 Max」

 無印の5.2型ZenFone 3には、従来からのサファイアブラック、パールホワイトに、クリスタルゴールドの新色が発売された。この新色は派手目な明るいゴールドとなっている。

昨秋発売の人気モデル、5.2型の無印ZenFone 3には派手目のゴールドが追加

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