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ビッグデータとAIを活用した与信判断

弥生 金融機関での活用も目指すオンラインレンディング事業

2017年04月14日 15時00分更新

文● 天野透/ASCII

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 オリックスと弥生は4月14日、会計ビッグデータを活用した金融サービス「オンラインレンディング」の事業立ち上げを発表した。

 オリックスの与信ノウハウと弥生の会計ビッグデータ、加えて協業先であるd.a.t.のAI技術を活用した与信モデルを開発。インターネットを通じて小規模事業者向けに融資する。従来モデルはほとんどが決算書情報などの静的データのみを用いていたが、新事業では主に日々の仕訳などの動的データを活用し、これまでよりも高精度で与信を判断する。

 これにともない弥生は運営会社「ALT」を2017年2月に設立。金融機関においてもこのモデルの活用を視野に入れ、千葉銀行・福岡銀行・山口フィナンシャルグループ・横浜銀行と業務提携契約を締結した。また、2017年10月を目処に、弥生のオンラインサービスを契約中の約60万社の顧客を対象とした試験融資を開始する。顧客は利用中の弥生会計データに対するアクセスを許諾するなど、インターネット上の手続きで申し込みができる。

 弥生の顧客7609社を対象とした調査によると、小規模法人のうち85.0%に短期資金ニーズがあるものの、事務作業や時間などを理由に36.5%の事業者が借り入れに至っていない。個人事業主になると、短期資金の借り入れをしている割合は16.4%まで低下する。

 オンラインレンディングを活用することで顧客は煩雑な事務作業の軽減や与信審査の時間短縮が可能となり、簡便で機動的な資金調達ができるとしている。

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