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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう

シングルHDDのNASが壊れて嘆く編集Kの選択

Droboの「デュアルディスク冗長化」で大切なデータをがっちり保護!

2017年04月24日 11時00分更新

文● 飯岡真志、編集 ●金子/ASCII.jp

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安心できるNASが欲しい!

 PCやスマホを使っていると、保存しておくデータはどんどん増えてくる。これまではHDD1台搭載のNASに保管していたのだが、今回そのNASの故障で危うく全データを失うところだった。そこで今度は、HDDが1台故障しても、いや2台故障してもすぐにデータを失うことがないNASにしようと考えた。

 その辺りのことを、本連載の筆者である飯岡真志氏に相談してみたら、「だったらDroboでしょ!」と言われた(Droboの連載を書いているから当然だけど)。

 本連載ではDroboの魅力を多く紹介してきたが、私がDrobo導入を決めたポイントは、
1.HDDが2台故障してもデータが保たれる「デュアルディスク冗長化」モード
2.容量の異なるHDDでも無駄なく利用できる
3.HDDを追加/交換すれば、容量を増やせる
の3つだ。

Beyond RAIDって素晴らしい

 3つのポイントは、Droboが採用している「Beyond RAID」という技術が実現する。正確には、1についてはRAID 6対応のNASを選べば良いのだが、昨今では使いにくい点もある。具体例は以下の2つだ。

  • 異なる容量のHDDを有効活用できない
  • 容量の変更ができない

 RAIDは同じ容量のHDDを束ねて「ストレージアレイ」(記録装置)を構成する技術だが、RAID 6で異なる容量のHDDを用いた場合、その中で最小容量のHDDに合わせることになる。具体的には1、2、3、4TBのHDDを4台用意してRAID 6を組んでも、1TB HDD×4と同じ扱いになってしまう。HDD2台分の容量が冗長データに使われるため、実際に記録できる容量は2TBだ。MOTTAINAI! 

 さらに、また一度作成したRAIDのアレイは、HDDを追加して容量を増やす事ができない。そのため、長く使いたければ、最初から大容量のHDD(容量あたりの価格が高い)を使う必要があり、初期投資が大きくなる。

 一方Droboの独自技術Beyond RAIDは、RAIDと同等のデータ保護を行うと同時に、RAIDの使いにくい点を克服してくれる。RAIDの例と同様に1、2、3、4TBのHDDをDroboに搭載すると、実際に使用できる容量は通常で約5.44TB、「デュアルディスク冗長化」でも約2.72TBとなる。容量の異なるHDDでも無駄なく利用できるというわけだ。

 Beyond RAIDの仕組みは、米国特許商標庁のWebサイトで公開されている情報を元にみっちり紹介した「Droboの仕組みが分からない? ならば特許を見よう」を参考にされたい(クリックすると、紹介記事に飛びます)

 またDroboはとりあえず2台のHDDを搭載して運用を開始し、容量が不足してきたら新たにHDDを追加することで、記録容量を増やすといった使い方ができる。ドライブベイが全部埋まったあとも、小容量のHDDをより大容量のものと交換することで長く使い続けられる。

 Droboに搭載しているHDDが故障した場合にも、Droboを稼働させたまま故障したHDDを取り出し、新しいHDDと交換するだけでデータが保護される「ホットスワップ」に対応している。これはRAIDを採用したストレージ機器でも同様だが、Droboの場合は故障したHDDが入っているベイ横のLEDが緑から赤の点滅に変わることで、交換すべきHDDがひと目で分かるようになっている。故障によるHDDの交換の際と同様に、容量を追加する場合にもDroboは交換すべきHDDやベイをLEDで指示してくれる。そのためDroboは、ストレージ機器に関する知識を持たないユーザーであっても、安全なストレージを運用できるということだ。


 

(次ページ、「いいねぇ!いいねぇ!Drobo 5N」に続く)

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