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フェリシモ16年決算、75億円の純損失…68億の特損計上で

2017年04月12日 09時30分更新

記事提供:通販通信

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 (株)フェリシモが10日発表した2017年2月期連結決算は、売上高が前期比10.7%減の309億600万円、4億9900万円の営業損失(前期は営業利益2億7500万円)、75億4800万円の純損失(前期は純利益6億5700万円)となった。

他社EC支援・物流支援・越境EC運営などを開始へ

 主力であるファッションアイテムの定期便(コレクション)事業の収益回収や新規事業の育成に取り組んだが、定期便事業の継続率が低下し、年間の顧客数が減少したことで赤字決算となった。また、資産に計上していた物流施設(エスパスフェリシモ)の土地代が下落したことなどから68億8500万円を特別損失に計上したため、純損失が75億4800万円に拡大した。

 新規事業では、ファッションブランド「haco!(ハコ)」が順調に売上を拡大した。次期に向けては、「haco!」事業の拡大、他社EC事業の支援事業・物流支援事業、定期便顧客への他社商品の案内、越境ECの運営業務などに取り組む。

 次期の業績について、売上高は同2.3%減の301億9700万円、営業利益は6億3100万円、純利益は6億6100万円を見込んだ。

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