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グーグル、カード形式で視覚的に表示する「リッチカード」を日本国内でも導入

2017年03月24日 01時06分更新

記事提供:SEMリサーチ

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グーグルは2017年3月22日、新しい検索結果フォーマットのひとつ「リッチカード」が日本を含む世界中の同社検索サイトで利用可能になったことを公式ブログで発表した。

リッチカードが世界中で利用できるようになりました
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/03/introducing-rich-cards.html

リッチカードは2016年5月に英語圏でリリースされた。リッチスニペットをもとに発展させた検索結果形式で、画像を使うことで視覚的に情報が表示される。結果枠はカルーセルで左右にスワイプすることでほかの検索結果も表示される(サンプルは Google公式ブログの写真を参照のこと、たとえば「タコスライス レシピ」や「映画 ランキング」といった検索クエリで確認できる)。AMP形式にも対応する。

リッチカードが利用できるのは、レシピ、映画、飲食店の3つで、いずれもリッチカードの利点を十分に活かせるカテゴリーだ。サイト運営者はリッチカードを利用することで自社の情報を検索結果で目立たせることが可能となり、自然検索流入の増加が期待できる。

英語圏では2016年11月にリッチカードの機能が拡張されたときに、今回日本でも発表されたカード形式の検索結果に加えて、3パック(縦に3行テキストで表示される形式)も発表されている。

リッチカードはchema.org 構造化マークアップを利用する。同社は導入支援のための「構造化データのテスト」、Google Search Console の「リッチカードレポート」、「AMPテスト」といったツールを用意している。また、開発者向けのサイトでリッチカードのサンプルやコードも掲載している。

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