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ハイレゾもいいが、アナログ再生も捨てがたい

これなら買える?10万円台の「SL-1200GR」など、テクニクス新モデルが登場

2017年03月22日 09時00分更新

文● 小林 編集●ASCII

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 パナソニックは3月21日、“Technics”(テクニクス)ブランドの新製品発表会を開催した。NEW GRAND SERIESを冠し、「SL-1200GR」(14万8000円+税)、「SU-G700」(23万円+税)、「SB-G90」(1本24万9000円+税)の3製品を投入する。

 会見の冒頭では、パナソニックの役員でTechnicsブランドを担当する小川理子(おがわみちこ)氏が登壇。昨年6月に予約開始後30分で完売した「SL-1200GAE」など、2015年以降の主要製品を紹介した。有名なイギリスのアビーロードスタジオと2年契約を結び、SL-1200GAEを納入したこと、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団との協業などパートナーとの取り組みについても言及した。

 また、定額音楽配信サービスが増え、ハイレゾの普及に加え、アナログレコードへの回帰が顕著であり、音楽鑑賞環境に変化が訪れているとした。そんな状況を踏まえつつ、サウンド・テクノロジー・デザインの3つの視点から、製品の進化を進めていきたいとする。

 製品については、パナソニック アプライアンス社 ホームエンターテインメント事業部 テクニクス事業推進室 CTO/チーフエンジニアの井谷哲也氏が解説した。

井谷哲也CTO/チーフエンジニア

 まずUSB接続機能を備えたプリメインアンプ「SU-G700」は音源のポテンシャルを最大限に引き出すのがコンセプト。フルデジタルアンプ“JENO Engine”や、スピーカーのインピーダンス特性を加味して信号を補正する“LAPC”といった独自技術に加え、制振性の高い3分割構造の筐体、アナログ針式メーターなどを装備している。

SU-G700

 筺体は電源部、パワー部、入力部を3分割し、干渉を最小限に抑えている。仕切り板の追加は剛性面でもメリットがあり、制振性が高く振動による音質の悪影響を減らせるという。ボトムシャーシの鋼板は2ミリと1.2mmの2枚を重ねた2層構造。天板も1.6mmと厚い鋼板となっている。基板レイアウトも最短経路を意識したもので低インピーダンスで、伝送ロスも少なくするといったオーディオアンプとしての成熟度を高めた。

3つに分割された内部

 特徴的な2連の大型の針式メーターやアルミ無垢材使用のボリューム・ヘアライン仕上げのフロントパネルなどデザイン性にもこだわっている。スピーカーターミナルは真鍮に金メッキを施している。

 SU-G700の本体サイズは幅430×奥行き428×高さ148mm、で重量約12.3㎏。USBに加え、光/同軸を各2系統、アナログライン入力を2系統、MM対応のPHONO入力を1系統、プリアウトを1系統ずつ装備する。対応するデジタルフォーマットはUSB接続時は最大384kHz/24bitのPCMまたは最大11.2MHzのDSD。SPDI/F入力時が最大192kHz/24bitのPCMまで。

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