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春だから始めよう、プロ並みに撮れる技あり機種【デジカメ特集】第3回

GH5にEOS M5、OM-D……春の最新ミラーレス一眼をチェック!

2017年03月17日 13時00分更新

文● 周防克哉 編集●ハシモト

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 今、デジカメの中で一眼元気のあるジャンルがミラーレス一眼だ。一眼レフよりも軽くてコンパクトで、コンデジよりも高画質。しかも、カメラの楽しみ方の一つであるレンズ交換が行なえる。

 見た目にもカッコよかったり可愛かったりして小型で軽い機種が多いので女性のバッグにも入りやすく性別を問わずに人気だ。

 少し前までは一眼レフに比べてAF速度が遅いのがネックになっていたがそれも昔の話。最近のミラーレス機は昔ほど遅くはなく、人気のあるシリーズほど最新の技術を使い、一眼レフに負けないくらい速くピントが合う。

 今回はそんな最新のミラーレス一眼3機種を紹介する。パナソニック「LUMIX DMC-GH5」(3月23日発売予定、ボディーのみの予想実売価格26万円前後)、キヤノン「EOS M6」(4月上旬発売予定、同10万円前後)、オリンパス「OM-D E-M1 MarkII」(実売価格 23万円前後)だ。

動画撮影に強いフラッグシップ
パナソニック「LUMIX DMC-GH5」

本体サイズは幅138.5×奥行き87.4×高さ約98.1mm、重量はバッテリーとメディア込みで約725g。装着しているレンズ「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」が付属するキットは27万円弱での販売が予定されている
本体サイズは幅138.5×奥行き87.4×高さ約98.1mm、重量はバッテリーとメディア込みで約725g。装着しているレンズ「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」が付属するキットは27万円弱での販売が予定されている

 パナソニックのミラーレス機「LUMIX」シリーズのフラッグシップモデルが「DMC-GH5」だ。

 先代の「GH4」から約3年振りのモデルチェンジということで、待ちわびていたユーザーも多いようだ。発売は3月23日の予定だが、すでに多くの予約が入っており、同社が一部納期が遅れる可能性があるとアナウンスするほど注目されている。

 LUMIXシリーズすべてがそうだが、動画撮影への意識が高く、GH5は4K60pの動画撮影が可能になっている。

 デジカメでの動画記録には時間制限がある場合が多いが、GH5ではメディア容量とバッテリーさえ持てば制限なく撮れるのもうれしい仕様だ。

モードダイヤルの中央はロックボタン。押すごとにロックとフリーに切り替わる。動画撮影も考慮してか動画撮影開始ボタンは大きめで、周りのほかのボタンと押し間違えないよう注意が必要
モードダイヤルの中央はロックボタン。押すごとにロックとフリーに切り替わる。動画撮影も考慮してか動画撮影開始ボタンは大きめで、周りのほかのボタンと押し間違えないよう注意が必要
背面モニターは3.2型(約162万画素)。タッチ操作対応で横開きのバリアングルタイプを採用。自撮りも問題ない。背面にはファンクションボタンが多く、カスタマイズ性が高い。ファインダー右横のジョイスティックではAFポイントの操作ができる。EVF利用時でも背面モニター利用時でもどちらでも使い勝手がいい
インターフェースは左側に集中。グリップ側のにはメディアスロット。デュアルスロットで2枚差しができる

 撮像素子は新開発、4/3型有効画素数約2033万画素のLiveMOSセンサーを採用。ローパスフィルターレス仕様だ。

 画像処理回路の「ヴィーナスエンジン」も新規に開発され、レンズの解像力を引き出す新技術「マルチピクセル輝度生成」と「インテリジェントディテール処理」、豊かな色再現をする「新3次元色コントロール」や高感度撮影でのノイズとディテールの処理に「高精度マルチプロセスNR」が搭載されている。

 5軸に対応したボディー内手ブレ補正はシャッタースピード約5段分の効果があり、レンズに搭載された手ブレ補正機構と連動してより精度の高い手ブレ補正が可能な「Dual I.S.2」も追加された。同機能は動画撮影時でも発揮する。

 8M相当で高速連写を行ない、撮影後にコマを選んで静止画に書き出す「4Kフォト」も進化し、秒間60コマでの連写になった。

 また、18M相当で秒間30コマの連写ができる「6Kフォト」も新たに搭載する。

検出精度は8倍! AFが大幅進化

 AF機能は大幅に進化した印象だ。「空間認識AF」はコントラスト検出方式でありながらも位相差検出方式に負けないAF駆動速度と精度を持っている。

 処理速度はGH4に比べて約6倍高速になり、検出精度は約8倍まで向上している。追従性も高いうえ、被写体の検出精度もかなり向上している印象で、多くの撮影シーンで見事に被写体を選別して捉えている。

 AF枠はGH4の49点から225点と大幅にアップし、より緻密なAFが可能になっている。

EVFは有機ELで約368万画素と高精細。倍率は35mm判換算で約0.76倍とかなり大きく見える
EVFは有機ELで約368万画素と高精細。倍率は35mm判換算で約0.76倍とかなり大きく見える

 EVFのファインダー倍率は35mm判換算で約0.76倍と、APS-Cサイズの一眼レフよりも大きく見えるほど。

 防塵・防滴・耐低温(マイナス10度)設計やデュアルスロットも搭載されているので、業務用途での利用にも心配はない。

 無線LANとBluetoothに対応しており、スマホとの連携も可能。最初に設定を行なえば後は自動的に接続される。常時接続されるので撮影画像を自動的にスマホに転送することも可能だ。無線LANはIEEE 802.11acに対応しているので安定した通信ができるのもうれしい仕様だ。

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