このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

Core i7やGeForce GTX 1080を搭載、サイズが小さくても十分な性能を発揮

Mini-ITXでも大作ゲームが快適! LEVEL∞ C-Classの上位構成をベンチでチェック

2017年03月13日 09時00分更新

文● 高橋量 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

海外の大作ゲームでもサクサク遊べる性能

 総合的な3D性能を計測する「3DMark」でも、非常に優れた結果が出ている。この性能であれば、海外の大作ゲームでも高解像度(フルHDやWQHD)の最高画質でストレスなく楽しめるに違いない。

Time Spy

Fire Strike Ultra

Fire Strike Extreme

Fire Strike

Sky Diver

Cloud Gate

 VR性能を計測する「VRMark」でも、優れた結果であることを示す「SUPER」という評価が出ている。VRについても、問題なく楽しめる性能だ。

「VRMark Orange Room」ベンチマーク結果

プレミアムハイエンドPCの平均よりもはるかに優れた結果

より条件の厳しい「VRMark Blue Room」ベンチマーク結果

「SteamVR Performance Test」の結果

 ゲーム系ベンチマークとして「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」と「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を試してみたところ、フルHDの最高画質でどちらも最高評価が出ている。今回は試していないが、2560×1440ドットのWQHD解像度で快適に楽しめるはずだ。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」ベンチマーク結果

熱対策も万全!

 試用機では水冷式のCPUクーラーが使われていたため、高い負荷のかかるベンチマーク中でもCPUの温度が上がりすぎる場面はなかった。GPUの温度が80度を超えることはあったものの、限界温度は94度なので許容範囲ではある。

「PCMark 8」実行時におけるCPUの最高温度

「PCMark 8」実行時におけるGPUの最高温度

「3DMark」実行時におけるCPUの最高温度

「3DMark」実行時におけるGPUの最高温度

 ただしベンチマーク実行時におけるCPUの動作周波数を確認してみたところ、かなり頻繁にクロックが調整されていることがわかった。おそらくこれは、熱が上がりすぎるのを防ぐためだろう。そのぶん各種ベンチマークで数値上はパフォーマンスが若干低下しているのが見られるが、体感できるほどではないはずだ。

「PCMark 8」実行時におけるCPUの動作周波数の推移

 以上の結果から、「LEVEL∞C-Class」は筐体サイズが小さくても十分な性能を発揮できることがおわかりいただけただろう。コンパクトなゲーミングPCを探している人はもちろん、特にPCの大きさにこだわりがないという人も検討していただきたい。

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ