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長時間稼働可能で持ち出して使いたいノートPC「LIFEBOOK WS1/B1」の使い勝手を検証!

2017年03月03日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●太田/ASCII

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 13.3型ディスプレーで小さなボディーながら、必要な機器をほぼ網羅しているノートPC「LIFEBOOK WS1/B1」。このPCのファーストインプレッションでまず感じたのは、とにかく軽いということだ。実際の重量もバッテリーを含めても約1.2~1.6kgとなっており、外へ持ち出して使うにはもってこいのPCとなっている。

 さらにACアダプターを接続せずに長時間使用できる仕組みが工夫されているこの「LIFEBOOK WS1/B1」について、今回は使い勝手などを検証してみる。

コンパクトボディーで持ち歩きやすい重さの「LIFEBOOK WS1/B1」

キーピッチ19mmと使いやすいキーボード

 「LIFEBOOK WS1/B1」のキーボードはテンキーこそないものの、キーピッチ19mmと、デスクトップPCのキーボードと変わらないキー配置になっている。キー自体は強く押し込まなくてもタイプされる感じで、逆にしっかり感は薄いものの、軽快に打てる印象だ。タイピング時の音はかなり小さいので、静かな場所で使用しても周囲に迷惑をかけることはないだろう。

「LIFEBOOK WS1/B1」のキーボード

 キー自体は外側のキーが軽くなっており、CtrlキーやShiftキーを小指で押さえる際に楽に押さえることができるようになっている。

 また、ノートPC特有のキー配置ということもないので通常のデスクトップPCに慣れている人でも違和感なく使えるだろう。ただし、テンキーがなく、Enterキーとの間にカーソルキーが独立しているわけではないので、DeleteキーがBackSpaceキーの上にある。Deleteキーはわりとよく使われるキーだが、カーソルキーが独立した位置にないキーボードではこの位置に配置されているのはよくあることで、むしろ慣れるとEnterキーの右にあるより使いやすかったりする。また、右下にAltキーがないが、ショートカットをばりばり使う人でなければそれほど問題はないだろう。

 「LIFEBOOK WS1/B1」に搭載されているタッチパッドは2ボタン式なので、移動操作をしながら誤ってボタンを押すということも少なくて済む。外へ持ち出して使う際、マウスがなくてもこのタッチパッドであれば使いやすいという印象を持った。

 このタッチパッド部分にはNFCが搭載されており、ICカードやスマホとの連携が可能となっている。スマホで撮影した写真をワイヤレスでPCに取り込むことができるなど、便利な使い方ができる。

電源なしでも長時間使えるバッテリー

 「LIFEBOOK WS1/B1」のバッテリーは4セル 51Wh(Min.3400mAh)がデフォルトで搭載されている。このバッテリーでは理論値で10時間以上の稼働が可能となっている。今回のレビューでも8時間ほど連続で使ってみたが、バッテリー残量はまだ余裕があった。さらにオプションとして6セル 77Wh(Min.6800mAh)が用意されている。こちらを選択すると5000円ほど高くなるが、稼働時間が理論値で14時間以上となる。

「LIFEBOOK WS1/B1」のバッテリーパック

 最近ではバッテリーパックを自分で交換できないノートPCも多いが、「LIFEBOOK WS1/B1」では工具なしで交換することができるようになっているのも一つの特徴。6セル 77Whを搭載していれば途中でバッテリー切れになることはそうそうないと思われるが、心配な人は予備のバッテリーを持っていればその場で交換することが可能だ。

 さらに後述するモバイル・マルチベイに増設用内蔵バッテリーユニットが用意されており、これを併用することで4セル 51Whでは17時間、6セル 77Whで20時間の長時間稼働が可能となっている。予備バッテリーは持ち歩きにくいので、長時間外で使う場合にはこちらのユニットを用いるのがいいだろう。

着脱可能なモバイル・マルチベイ構造で必要な要素を追加

 光学ドライブとして「LIFEBOOK WS1/B1」ではデフォルトでスーパーマルチドライブが搭載されているが、この部分は着脱可能なモバイル・マルチベイとなっている。

「LIFEBOOK WS1/B1」の光学ドライブ部分

この部分はモバイル・マルチベイとして工具なしで着脱可能になっている

 このモバイル・マルチベイ用のオプションとして用意されているのが、増設用内蔵ハードディスクユニットと増設用内蔵バッテリーユニットだ。バッテリーユニットは前述した通り、稼働時間を1.5倍以上にできる。

 ハードディスクユニットは500GB HDDが用意されている。ストレージはデフォルトが500GBで1TBにもできるが、さらにディスク容量がほしい場合には有効だろう。また、ストレージとしてSSDを選択している場合にはデータ用ディスクとしてこのユニットを使うという使い方も考えられる。

 光学ドライブは必要ではあるが、四六時中使うという機器ではないので、普段はこうしたオプションユニットを搭載しておき、必要な場合だけ差し替えるのがいいのではないだろうか。また、このモバイル・マルチベイに何も搭載せずにカバーだけにしておくこともできる。その場合には100g軽くなるので持ち運ぶ際にさらに楽になる。

モバイル・マルチベイに搭載できる増設用内蔵バッテリーユニットと、何も搭載しない場合のカバー

「LIFEBOOK WS1/B1」のスペック

 「LIFEBOOK WS1/B1」のスペックは前回お伝えしたが、再度おさらいしておこう。CPU-Zを用いた結果は下記の通り。

「LIFEBOOK WS1/B1」のCPU、メモリー、グラフィックスペック

 Windowsマシンとしての快適さを測るWIN SCORE SHAREで計測してみた結果は下記の通り。

WIN SCORE SHAREの計測結果

 GPUがCPU内蔵のインテル HD Graphics 620のため少し低いスコアとなっているが、CPU、メモリーともに高いスコアとなっている。また今回のレビューではSSDを搭載したPCのため、ストレージは8.2とかなり高いスコアだ。

 さらにCrystalDiskMarkを使ってストレージの速度を計測してみた結果は下記の通りだ。

CrystalDiskMarkの計測結果

 こちらもSSDでのスコアであるため、非常に速いことがわかるスコアになっている。このスコアであれば、大きなファイルの読み書きであってもストレスを感じることはないだろう。

 次回は、ベンチマークなどを行なって「LIFEBOOK WS1/B1」の実力を測ってみる。

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