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解決方法を教えます! LINE駆け込み寺第79回

既読機能は東日本大震災をきっかけに生まれた

災害時、LINEはどう使う?

2017年02月28日 09時00分更新

文● 高橋暁子 編集●村山剛史

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「LINEを始めたいけど、今さら人には聞けないよ……」というアナタ!
SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんが、LINEの上手な使い方を基礎からやさしく伝授します。〈連載目次

Q:災害時にLINEが使えるって本当?
A:緊急時の生存確認・位置連絡手段に使おう

 LINEの「既読機能」は、元々、2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに生まれたということをご存知だろうか。

 災害時は、電話がつながりづらくなる。これは、中継光ケーブルの切断や停電などの不具合のためや、通信会社が輻輳(回線利用が集中することでつながりづらくなること)防止のためにトラフィック規制をしているからだ。そんな状態で、たとえ相手が緊急事態で返事ができなくても、読んだことがわかるようにと付けられたのが、既読機能なのだ。

 電話はつながらなくても、インターネット回線がつながればLINEなどのSNSは利用できる。実際、2016年の熊本地震の際には、このLINEの既読機能が多数利用された。

 LINE公式ブログでも、災害時に役立つLINEの使い方が紹介されている。今回は、いざというときに活用したいLINEの使い方をご紹介する。

LINE公式の「災害時に役立つLINEの活用方法」はダウンロード可能(PDF)
PDFの1ページ目に、LINEは「“ホットライン”として作られた」旨の記述がある

緊急連絡用にグループを作成しておこう

 いざというときに生存確認をしたい家族や仕事仲間などでグループを作っておこう。遠くに住んでいる祖父母などには、会ったときに設定をしたり、使い方を教えてあげるといいだろう。

 そして、「いざというときは『既読』を付けるだけでいい」と決めておこう。状況が落ち着いたら、お互いの近況を報告し合う場や緊急連絡用として使うといいだろう。

自分の居場所を教えよう

 逃げたけれど自分の居場所が説明できない。そんなときは、以前当連載でご紹介したやり方を使って自分の現在の位置情報を送ろう。トーク画面を開き、+アイコン→「位置情報」→「この位置を送信」で現在地が送れる。待ち合わせ場所を知らせるときにも使えるはずだ。

 なお、リアルタイム位置情報共有サービス「LINE HERE」を使っている人は、このサービスでお互いの現在地を共有するといいだろう。

全員に現状を知らせたいならステメを活用

 全員に現状を知らせたいときには、ステータスメッセージが使える。友だちページを開くと自分の名前の横に表示されるので、伝わる確率が高いだろう。

 変更の仕方は、「その他」→左上のアイコン写真→「ステータスメッセージ」をタップ。ステータスを入力して「保存」をタップでステータスメッセージの変更ができる。「その他」→下部の「友だち一覧アイコン」→自分のプロフィール→「プロフィール設定」→「ステータスメッセージ」をタップしても変更できる。

ステータスメッセージで現状を伝えよう「その他」→左上のアイコン写真をタップ
「ステータスメッセージ」をタップステータスを入力して「保存」をタップ

 もちろん、タイムラインなどに友だち全員公開設定で近況を投稿するのもお勧めだ。

緊急時に情報を集める方法

 LINEでは緊急時に使える情報を集めることもできる。お勧めは以下のアカウントだ。

 首相官邸(@kantei)アカウントでは、大災害などの緊急時には、災害関連情報をトーク、タイムラインで配信している。災害関連情報を発信しているTwitterアカウントなども紹介してくれるので、友だちになっておくのがお勧めだ。

首相官邸アカウントは災害時に災害関連情報をトーク、タイムラインで配信している

 LINE NEWS(@linenews)アカウントも、普段はその日のNEWSが届くだけだが、号外で災害情報が届く。その他、京都府、鳥羽市、福岡市、大野城市など、一部の自治体では災害情報配信もしているので、家や勤務先、学校などのある地域の自治体アカウントがあればあらかじめ友だちになっておくといいだろう。

■関連サイト

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。
 最新刊『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

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