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Ultra HD Blu-rayの動作再生デモがBUYMOREで始まる

2017年02月24日 22時09分更新

文● ドリル北村/ASCII.jp

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 Ultra HD Blu-rayの動作再生デモがパソコン工房 秋葉原 BUYMORE店で始まった。対応デッキとテレビがあれば再生できるUltra HD Blu-rayを、PCで再生できるかを実験したデモだという。

パソコン工房 秋葉原 BUYMORE店で始まったUltra HD Blu-rayの動作再生デモ

 これは、パソコン工房 秋葉原 BUYMORE店で販売しているパーツのみで構成したPCで、高精細4KコンテンツのUltra HD Blu-ray再生に挑戦する企画。名物店員Dr.イガーリ氏が製作した自作PCで、Ultra HD Blu-rayの再生に成功した。

デモ機は、Pionier製光学ドライブ「BDR-S11-J」と、GIGABYTEマザー「GA-Z270X-GAMING9」を組み合わせたもの

 ただし、どうも歯切れが悪いイガーリ氏。聞くと「負けた気がするので3月上旬に再挑戦する」という。再生できているのになぜなのだろうか?

 イガーリ氏によると、「使用したDMMの4K液晶が、HDCP2.2対応なのでいけると思ったら、HDMIが2.0Aではなかったため、UHDでの再生はできずSDRでの再生となった」という。後日液晶を変えてUHD再生を目指すとのこと。

イガーリ氏製作のポップ。PCでのUltra HD Blu-ray再生は、機器がHDMI2.0AとHDCP2.2の両方に対応している必要がある

 PCの構成は、Ultra HD Blu-ray対応の唯一のドライブであるPionier「BDR-S11-J」(兄弟機のX11Jも対応する)に、現状唯一HDMI2.0A/HDCP2.2をサポートするGIGABYTEのマザーボード「GA-Z270X-GAMING9」を組み合わせたもの。

 CPUはKabyLakeの「Core i7-7700」で、ビデオカードは非搭載。グラフィックスは「Core i7-7700」内蔵GPUの「Intel HD 630」を使用している。これはHDMI2.0A/HDCP2.2対応のビデオカードが存在しないから。「Intel HD 630」搭載であれば「Core i7-7700」でなくてもいい。

 ほかにもOSはWindows 10で、再生ソフトも「BDR-S11-J」付属のPowerDVDでの再生が必要となるため、条件は厳しめ。さらに、デモ機のマシン構成一式を購入するとなると、27万1981円かかってしまう。

デモ機の見積もり金額は税込27万1981円

 Ultra HDでの再生は3月上旬に持ち越しとなったが、PCでのUltra HD Blu-ray再生に興味がある人はパソコン工房 秋葉原 BUYMORE店をチェックするといいだろう。Dr.イガーリ氏が懇切丁寧に教えてくれるはずだ。

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