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MoguraVRのゲームとって出し 第27回

ゾンビの波を防ぎきれ!

数百体のゾンビをVRで爽快に蹴散らす「Zombie Training Simulator」

2017年02月21日 19時00分更新

文● やましん/Mogura VR

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 今回紹介するのはおびただしい数のゾンビを相手にするシューティングゲーム「Zombie Training Simulator」。さまざまなVRゾンビゲームがリリースされているが、ゾンビの数の多さでこのゲームにかなうものはない。数百のゾンビをなぎ倒していく爽快感はこのゲームでしか味わえない。

 ゲームに登場するゾンビは板切れに絵だけを貼ったようなモデルで、ゆっくりと迫ってくる。遠くに居ればただのイラストのような感覚だが、近くに来るとうめき声も相まって中々に迫力がある。ゾンビといえば弱点は頭だが、頭を狙わなくても簡単に倒せてしまう。グロテスクなゾンビが無理な人でも怖がることなくプレーができるのも魅力的?だ。

 1体1体は非常に弱く、数が少ないうちは非常にイージーだ。しかしこのゲームのゾンビは基本的には束になって押し寄せてくる。数百体といったゾンビが押し寄せて来る姿はまさにゾンビの波である。銃だけで防ぐのは不可能なため、ステージ上にある爆発物でいかにまとめて倒せるかがカギとなる。

 基本的には襲来するゾンビをひたすら倒していくサバイバルモードのみだが、ステージはいくつか用意されていて難易度も異なる。また、初期武装はハンドガンのみだがゾンビを倒した数で新しい武器が手に入る。新しい武器をアンロックするのに必要なゾンビの数が数千、数万単位であるため、その数からも登場するゾンビの数の多さがうかがえる。

 リアルなゾンビシューティングに飽きてしまった方や、ゾンビを浴びるほど楽しみたい方には非常におすすめできる作品だ。しかし難易度は高めで、初期の武器で生き残るのは厳しい。オブジェクトの使いどころを間違えるとすぐにゲームオーバーになるため、戦略性も鍵となる。新しい武器もアンロックするまでにも時間がかかるため、やりこみたいプレイヤー向けのゲームといえる。その分やりこみ要素はしっかりしており、非常に豊富な武器を使うことができる。

 同作はHTC Viveを購入すると無料でダウンロードできる作品の1つである。そのためすぐにプレーできるのも魅力である。HTC Viveを手に入れたプレイヤーはこれをプレーすればVRシューティングがどのようなものかわかる作品でもある。





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