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アスキー確定申告虎の巻第8回

いまさら聞けない確定申告のキホン

初めての確定申告、個人事業主・フリーランスが「損しない」方法

2017年02月17日 11時00分更新

文● 小堀真子 編集●飯島恵里子/ASCII

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 「確定申告をすると税金が戻ってくるって……どういうこと?」。フリーランサーとして初めて確定申告シーズンを迎えるとき、誰もがぶつかるギモン。そもそも確定申告って何なのか? ソンしないために何をすればいいのか? ライターやデザイナーなど、主に取引先から源泉徴収を受けているフリーランサーに向けて、今さら人に聞けない確定申告のキホンをまとめました!

確定申告とは何ぞや!

・1年間のもうけ(所得)と所得税額を自分で計算して、国に申告すること
・所得金額に応じて、納めすぎた税金の還付を受けることができる
・申告の方法には「白色申告」と「青色申告」がある

今さらだけど……そもそも確定申告ってナニ!?

 確定申告とは、1月1日~12月31日までの1年間の所得金額を国に申告し、しかるべき所得税を納付するための手続きです。「所得金額」とは、1年間の全収入から事業を営むための「必要経費」と、社会保険料などの「所得控除」を差し引いた「もうけ=課税所得」のこと。国に納める所得税額は、その課税所得にしかるべき税率を掛けて決まるのです。

 大半の個人事業主には、事業を営むために必要な持ち出しの経費が発生しています。つまりフリーランサーが正確な額の「所得税」を納めるには、収入の合計額から必要経費や所得控除を差し引いた本来の「課税所得」を洗い出し、自ら国に申告する必要があるということ。

 一方、フリーランサーが取引先から得る報酬には、所得税額を天引き(前払い)する「源泉徴収」がなされています。しかし収入額から必要経費などを差し引いた「課税所得」に改めて照らし合わせると、税金を納めすぎていることもあるわけです。

 そこで本来の所得金額を確定して申告すると、「納めすぎた税金」を国から返してもらえます。これを「還付」といいます。 なお確定申告をしない場合、還付金を受け取ることはできません。

 確定申告の方法には「白色申告」と、最大で65万円の特別控除が受けられるなど節税につながる特典が多い「青色申告」があります。ただし「青色申告」を行うには税務署へ事前に申請する必要があるため、2月の時点で未申請なのであれば、今回は「白色申告」で確定申告をすることになります。

 以上が「確定申告」の大まかな概要。まずは手続きに必要な書類を手に入れましょう。管轄の税務署でもらってくることも可能ですが、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用したり、無料で使えて初心者にも分かりやすい、「やよいの白色申告 オンライン」のようなクラウドソフトを使うと、申告に必要な書類をすべて自宅のプリンタで出力できるので楽ちんです。

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