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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第492回

望遠とは思えない画質! オリンパスの新しい12-100mmレンズは猫撮り最強レンズかも

2017年01月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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塀の上で2匹仲良くの図。後ろの子がちょっと顔を伸ばしてこっちを見ようとしてるのがかわいい(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

塀の上で2匹仲良くの図。後ろの子がちょっと顔を伸ばしてこっちを見ようとしてるのがかわいい(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

 やっぱ、それなりのクオリティーで猫写真を撮ろうと思うと、デジタル一眼になるわけである。

 しかも相手は猫なので、ガチャガチャとレンズ交換していてはタイミングを逃すこともある。

 となると、1本で基本的な撮影を賄えるズームレンズが欲しいよねえ。近くの猫は広角でワイドに、遠くの猫は望遠で、しかも必要に応じてぐぐっと寄って撮れるレンズとかめちゃ便利じゃないですか。

 そういうレンズは今までなかった。高倍率ズームレンズはいっぱいあるけれども、初心者向けの設定だったのでどうしても写りに不満があったのだ。正直、そういう高倍率ズームを便利そうだからと買っては、不満で売り払ったりしてました。

オリンパスの12-100mm F4。便利すぎて堕落するレンズだ

オリンパスの12-100mm F4。便利すぎて堕落するレンズだ

 でもそんな不満を解消する、高画質で高性能で高倍率な便利レンズが出たのである。オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」(12-100mm F4、実売価格 15万円前後)。

 35mmフィルム換算だと24-200mm。今まで、24-105mm F4 や24-120mm F4ってレンズはあったけど、それだと望遠側がちょっと足りなかったのだ。

 もう猫撮りの基本レンズに決定。

かつて水飲み場だったと思われる凹みにおさまって遠くを見てるキジトラ。様子を伺いつつ望遠で(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

かつて水飲み場だったと思われる凹みにおさまって遠くを見てるキジトラ。様子を伺いつつ望遠で(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

おとなしくて人なつこかったので近寄って首筋をナデさせてもらった。こういうときは広角で(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

おとなしくて人なつこかったので近寄って首筋をナデさせてもらった。こういうときは広角で(2016年12月 オリンパス OM-D E-M1)

 望遠で遠くからそっと撮り、近寄って大丈夫そうなら撫でながら広角で撮影、って使い分けが簡単にできるのだ。

 これはいい。

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