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家庭にもプロジェクターと有機ELテレビが普及!? AV機器の未来はこうなる! 第1回

ソニーが部屋に仮想本屋を作る!?  次世代の生活を豊かにするデバイス「Life Space UX」を体験

2017年01月10日 12時00分更新

文● 折原一也

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定額コンテンツとの組み合わせが現実的!?

 新4Kプロジェクター -It's all here操作については、CESの 2017で行なわれていたデモンストレーションではジャスチャー、あるいはボイスコマンドといった形で操作が行なわれていたが、具体的な製品という形では未定。

 ただし、スクリーンいっぱいにコンテンツを表示して選び取るGUIは、デモだけではなく社内的には実際に動くレベルでの開発は進められている。

本屋のようなライブラリーのコンテンツのありかはネットワーク、ローカルなどが考えられる

本屋のようなライブラリーのコンテンツのありかはネットワーク、ローカルなどが考えられる

 再生元となるコンテンツはネットワーク、ローカルの購入という仕組みも明言はされていないが、ユーザーが存在する場所を意識しないように選び取れる仕組みを考えているとのこと。

 現実的な答えとしては、定額見放題の映像配信や雑誌読み放題、音楽聴き放題といったサービスとの組み合わせが考えられそうだ。

まだまだコンセプチュラルな製品ではあるが
1~2年以内には製品化されるかも!?

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実際の製品がどのような形で登場するか楽しみだ

 取材をして直接詳細を尋ねても未定の箇所が多いことからもわかるとおり、まずこの新4Kプロジェクター -It's all hereのそのものは相当にコンセプチュラルな出展であったことは間違いない。

 しかし、過去にCES 2014で披露された「Life Space UX」の製品群は、手の届く価格であるかどうかは別にせよ、1~2年以内には実際に購入できるソニーの製品として登場してきた。

 新4Kプロジェクター -It's all hereの示す体験がどんな形で我々の前に姿を現すのか、今後の展開にも注目だ。

 次回は有機ELテレビについて紹介したい。

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