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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す!第67回

通話サービスの進化やコンテンツ連動SIMも流行る!? 格安SIMの2017年を予想する!

2017年01月05日 12時00分更新

文● 正田拓也

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 2017年がいよいよスタートした。格安SIMについては年末年始に大きなニュースはなく、おだやかに新年が迎えられた。今回はそんな格安SIMの2016年を総括しつつ、2017年を占ってみたい。

2016年はリアル店舗や通話サービスの拡充が目立った

音声通話の充実で一気にメジャーになった楽天モバイル
音声通話の充実で一気にメジャーになった「楽天モバイル」

 実はちょうど1年前に2016年の予想をしていたが、格安SIMのリアル店舗窓口の増加や、特徴あるサービスの登場という点が当たっている。

 リアル店舗窓口の充実という点では、イオンモバイルの登場で一気に全国規模で格安SIMキャリアの窓口ができたことになる。大きなイオンのある地域であれば、万全のサポートを受けながら格安SIMに乗り換えて利用できるようになったことが大きい。

 また、リアル店舗の攻勢を強めた楽天モバイルは、定額通話サービスを打ち立てたことによる格安SIM業界全体のサービス変化がある。

 それまで通話は格安SIMの弱点だったが、「楽天モバイル」が月額850円(税別)で5分間までの通話が無料というサービスを開始以後は、同等サービスや、月額費用と通話条件の組み合わせを変化させたものまでが各社から登場。

 格安SIMの2大ブランドの「OCNモバイルONE」「IIJmio」でも、同等か、よりバリエーションを持つ通話定額サービスを開始した。

 一方、特徴あるサービスは「LINEモバイル」が挙げられる。格安SIMの弱点はいくつかあるが、LINEの年齢認証がないことで、“大人”しか使えないサービスに対応できず困っていた人もいたが、LINE自らが格安SIMサービスを行なうことで、LINEの年齢認証の問題を解決した。

2017年はより多様化する格安SIM用の端末

 実は筆者は2015年の終わりくらいまでは、格安SIMで使う端末は、キャリアブランドのものを使うことが妥当な選択だと言い続けてきた。

 しかし、キャリアブランドの端末は比較的安く入手が難しくなったことと、積極的に選ぶ理由のあるSIMフリー端末が登場したことで、それが変化している。

 2016年は、当初は「arrows M02」のように国内で使うために便利な機能を満載した国内ブランド端末が盛り上げると予想していたが、非常に安価で実用性もあるSIMフリー機が多数店頭に並んだ。

 また、夏の「ポケモンGO」の登場で人気のスペックが一気に底上げされ、「Moto G4 Plus」や「ASUS ZenFone 3」などのDSDS対応端末や、「HUAWEI Mate 9」や「P9」「Lenovo Phab 2 Pro」などキャリアブランドにはない個性的な端末が登場。2016年後半は盛り上がった。

 2016年の後半の流れはこのまま2017年も続くと思われる。SIMフリー機は格安SIMと組み合わせることが多いため、一部は「格安スマホ」と呼ばれることもあったが、格安機から高性能機まで多種多彩なラインナップが登場してくるはずだ。

 筆者が特に注目しているのは、国内ブランドの製品投入。富士通は「arrows M03」の次があるのかどうか、「Xperia J1 Compact」で止まっているソニー。さらにシャープ、京セラの動向にも注目している。

2017年は通話サービスがさらに進化!?

音声通話が充実し、短期解約で違約金のない「mineo」
音声通話が充実し、短期解約で違約金のない「mineo」

 2016年に続々と登場した通話定額サービスはさらに浸透すると思われる。価格競争が起こるとは考えにくいが、5分間までの国内通話が定額で月額850円(税別)という楽天モバイルの価格を中心に、同等で同額か、通話時間が短くて費用が安いものなども続々登場し、どの格安SIMでも選べるサービスになると思われる。

 特に注目なのは「mineo」。通話機能付きの契約でも短期解約の違約金がないことが特徴のmineoだが、音声通話を電話番号が短期間だけ利用する場合に便利だが、2017年3月から通話定額サービスが開始され、必要な人にはさらに便利になる。

 なお、mineoの場合、短期解約で違約金がないのは純粋な解約だけで、MNPによる転出は短期利用では高額な手数料が発生する。

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