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魅惑のXperia周辺機器 ― 第32回

スマホと連携するホームシアター「HT-NT5」:Xperia周辺機器

2016年12月18日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 Xperiaの周辺機器連載なのにホームシアターシステムとは、と思われるかもしれませんが、最近のホームシアターシステムはひと昔前とは異なり、映画を見るだけのものではなくオーディオシステムとしての汎用性も高く、さらにはもうスマートフォンとは切ってもきれないほどの連携っぷりを見せるものになっています。

 ソニーのホームシアターシステム「HT-NT5」は、テレビの前に設置しやすい細長くて薄いデザインの“サウンドバー”というタイプの製品です。

 まずはホームシアターシステム「HT-NT5」の基本性能を紹介すると、サウンドバーの上の面にはトップトゥイーターとウーファー、手前側にフロントトゥイーターを備えた最大出力75W(×2)+35W(×2)+25W(×2)のスピーカーシステムになっています。

 スピーカーユニットの間で生じる音のズレやバランスを補正して、信号処理で時間軸での調整などをした上で、デジタルアンプ“S-Master HX”で独立駆動させて、薄型ながら高音質性能を両立しています。

 もうひとつ独立したサブウーファーがあり、160mm径ユニット搭載で振幅対称性に優れ、ドライブ能力の高いΣ型磁気回路を採用、最大出力は130Wとなっています。ちなみにサウンドバーとサブウーファーはワイヤレス接続となるため、サブウーファーを離して設置できる自由度があります

 接続端子はHDMIが3系統で、入力された4K映像信号をそのまま4K対応テレビへ送信する「4Kパススルー」や、ブルーレイディスクの高音質ロスレス音声フォーマット「DTS-HD Master Audio」「Dolby True HD」にも対応しています。音声入力としては、光デジタル端子、オーディオ入力端子、そして有線LANポートも備えています。

 一般的な使い方としては、接続されているテレビ画面に「HT-NT5」専用のメニュー画面が表示され、付属のいわゆる赤外線リモコンを使って「テレビ、HDMI 1/2/3、Bluetooth、アナログ、USB、スクリーンミラーリング、ホームネットワーク、ミュージックサーバー」といった入力の切り替えをしたり、詳細な設定の変更を行ないます。

 ようやくここでXperiaの登場です。ホームシアターシステムというと、HDMI端子につながったBDレコーダーやプレーヤー、コンソールゲーム機などで映画を見て、というのが定番の使い方ですが、それだけだと正直もったいないですよね。

 「HT-NT5」は、XperiaのようなスマートフォンともBluetoothで接続してワイヤレスで音楽を楽しめます。接続もカンタンで、NFCを搭載しているXperiaなら「HT-NT5」の右側面にあるNFCマークにかざすだけで自動的にペアリング設定できてしまいます。

 音声コーデックはSBC、AACに加えて、「LDAC(エルダック)」にも対応しているので、LDACに対応しているXperiaであればSBCの約3倍にもなる情報量で音源を転送可能。高音質かつワイヤレスの音楽再生がシアターシステムで楽しめます。

 さらにXperiaにスマートフォンアプリ「SongPal」をダウンロードすれば、赤外線リモコンと同じ操作がスマホからワイヤレスで行なえます。

 当たり前ですがXperiaの画面で切り替え先のソース確認はもちろん、手元で音量調整から設定の変更までできるので、テレビ画面を向いて操作する必要もありません。ソファーに寝っ転がったままいじれるラクさにハマると戻れなくなります。

 仮にXperiaの中に音楽が入っていなくても「HT-NT5」の右側面にあるフタを開けたUSB端子に、たとえば音源の入ったUSBメモリーを挿し込んでおき、Xperiaで操作して聴くといった使い方もできます。

 MP3やAACといった圧縮音源でもハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする“DSEE HX”を備えているので、それはそれはイイ音で聴けます。

 そのほかにも直接的な接続方法だけではなく、自宅のネットワーク(有線LANもしくはWi-Fi)を経由して、PCやNASなどのHDD内に保存している音楽を再生することもできます。ハイレゾ音源に対応しているので臨場感も今まで以上に感じられるはずです。

 「Google Play Music」のような音楽配信サービスやインターネットラジオも、Xperiaから操作して「HT-NT5」からストリーミング再生させる“Google Cast”にも対応しているので、もう音楽を聴きたい放題です。

 シアターシステムというよりは、家の中にある音楽をXperiaで自由に操れるオーディオライフが手に入るといっても良いかもしれません。

 オマケですが、USB端子にXperiaを接続した場合、充電をしながらXperiaの中の音楽を再生といった使い方もできます。ただし、この場合はXperiaは接続モードに切り替わってしまうので直接のコントロールができなくなります。

 Xperiaを接続する場合は2台めのXperiaを引っ張り出してきて「Songpal」アプリでコントロールしてあげると、とても捗ります。スピーカーを何本も部屋の前後に配置する大がかりなシアターシステムはなかなかハードルが高かったりしますが、このサウンドバーであれば、設置しやすく投資金額を超えるほど便利に使い倒せるかと思います!

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