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無料のハイレゾ楽曲も配信しているXperiaとmoraは相性バツグン

2016年12月14日 19時30分更新

文● ゆうこば

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 ソニーモバイルは、ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下、SME)とその子会社であり音楽配信サービス「mora」を運営するレーベルゲートと、Xperiaとハイレゾに関する取り組みについて解説しました。

ハイレゾを強みとするスマホ「Xperia」

 ソニーモバイルの「Xperia」と言えば、ソニーのさまざまな技術が結集されたスマートフォン。そのなかでも「オーディオ機能」については、地道な進化・改善がつづいています。

 USB DACなしでハイレゾ音源を聴ける端末として使える「Xperia Z3」以降の端末は、2016年10月末時点で約944万台を販売。これは同社グループの音楽プレーヤー「WALKMAN」をはるかにしのぐ数となっています。

Z3以降のXperiaに標準搭載された「DSEE HX」を使えば、MP3などの圧縮音源もハイレゾ相当にアップコンバートして楽しめる2016年10月末までに、Z3以降の端末は累計約1000万台販売

 同社調べではスマホで音楽をよく聞く人も例年増えており、Xperiaユーザーに対するアンケートでは音質も非常に重視されているとのこと。そのこともあり、同社では2015年夏よりXperiaのCMにはハイレゾを語ったものが投下されています。

単純計算だが、スマホで音楽を聴く人は約1360万人いると思われるXperiaユーザーは他メーカーのスマホユーザーより音質を重視する人が多い
「だから私は、Xperia。」のCMでは毎回ハイレゾを推すバージョンがある。なお、出演者は実生活や仕事でもXperiaを愛用している「本当のXperiaユーザー」

Xperiaとの相性がよい「mora」の最近の傾向

レーベルゲート 配信ビジネス部マーケティング課課長 中川雄策氏

 ハイレゾ音源を配信している「mora」もXperiaの新モデルが発売されるたびに、売り上げは上昇傾向にあると語ります。

 ハイレゾ楽曲のダウンロード数を見ると、3年前と比べアルバム単位での売り上げは7倍、単曲売り上げは39倍にも成長。

 レーベルゲートが行なったmoraユーザー200名に対するアンケートでは、ハイレゾの試聴環境としてWALKMAN(42%)、次点にスマホ(39%)が挙がっており、スマホの内訳としては72%が「Xperia」となっています。

ハイレゾ音源のダウンロード数は伸びているハイレゾ再生環境においてWALKMANとスマホはほぼ同規模の市民権を得ている

 また、ソニーモバイルとレーベルゲートは、共同でXperiaとハイレゾに関するプロモーションを実施中。moraではXperiaのCMソングである「VOICES」のハイレゾ音源を無料でダウンロードできるようになっています。

 配信されているVOICESは元のCMに利用されたメロディーだけでなく、ヴァイオリニストのAyasaさんが弾く「VOICES Strings ver. 〜featuring Ayasa」や、初音ミクとコラボした「VOICES tilt-six Remix feat. Miku Hatsune」なども用意。現在は、能楽、マリンバ、ピアノバージョンも加わり全6種類が無料配信されています。

VOICES公式ページからのアクセス流入をグラフ化。ちなみに、初音ミクバージョンが最もダウンローされている

 メロディーは統一し、使用楽器を変えアレンジを加えている理由として、レーベルゲート マーケティング課課長の中川雄策氏は「さまざまな種類の音を聞いてもらうことによって、ハイレゾの魅力が伝えたい」と話していました。

au×Xperiaオーナーズパーティーでも
Xperiaの魅力を伝える

ソニーモバイルコミュニケーションズ マーケティング部統括部長 杉山博康氏

 また、説明会場である「ソニー・ミュージック乃木坂スタジオ」では、同日、KDDIとソニーモバイルの共同企画である「au×Xperiaオーナーズパーティー」も実施。平井堅や鈴木雅之、西野カナといった大物アーティストが実際にレコーディングをするスタジオで、パーティー招待者が実際のサウンドエンジニアから話を聞きながらXperiaから再生されたハイレゾ楽曲と、前述のヴァイオリニストのAyasaさんのミニライブを楽しみました。

 ソニーモバイルのマーケティング部統括部長である杉山博康氏は、「この取り組みも“ハイレゾ対応”と同じくXperiaユーザーへのロイヤリティー向上へとつながる重要な施策」と説明。他キャリアとも同様の施策は行わないのかという記者の質問に対しては、「ほかのキャリア(ドコモとソフトバンク)の協力があれば、実施したい」と回答しました。

著名なアーティストがレコーディング作業を日夜行なっている「Sony Music Studios Tokyo」

 Xperiaに限らずハイレゾ対応のスマホが増えてきた昨今。より多くの人が、表情豊かな音楽体験が手軽にできる環境になりつつあります。

 WALKMAN、そしてXperia Z3から積み上げてきた(ハイレゾ音源の再生自体はZ2から対応、要USB DAC)ソニーのオーディオ技術と、SMEとレーベルゲートの制作・配信のノウハウが、さらなるハイレゾ文化の発展や他社対抗に効果が出るのか。今後の展開にも注目です。

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