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寅年生まれ肉食ナベコの「なんでも食べてみる」第206回

なんとレバー刺身が食べられる

絶対にモテる店選び!麻布十番流のネオ酒場が今どきスマート

2016年12月16日 17時00分更新

文● ナベコ

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 男性のみなさん、大人の街、麻布十番で誰かと食事するとなったらどんなお店を選びますか? あまりに気取ったお店だと、当然予算は厳しくなるし、なにより相手のほうも少し身構えてしまう。

 「気取らないお店だけど」とステキなところに連れて行ってもらいたい!

麻布らしいのにカジュアルなのがポイント!

 麻布に今年8月オープンした「いいとikkai」は、こだわりの和食のお店を展開するディスカバリーの中でもちょい飲み感覚でも使える異色な店舗。食事が美味、だけど気取ってなくて、「がんばってないよ~」という風情でデートに誘いたい時にぴったりではないかとグルメ記者は思います。

オシャレだけど気軽。麻布流の大衆酒場。

 当初のコンセプトに立ち飲み屋というのもあったそうですが、くつろいでもらいたいという思いから丸椅子を設置。木目のテーブルは位置が高いので、半分座りながらでも、立ちながらでも、好きなように利用できます。

ビールは「サントリー 香るエール」(650円)、「サントリー ペールエール」(750円)があります。

 「おばんざい」という簡単なお惣菜の盛り合わせもあるので、これをつまみに1、2杯(酒飲みの私はついつい2、3杯飲んでしまう)飲めば2000円前後に抑えられるので、ここをゼロ次会にするのもひとつの手。

 ですがせっかく来たなら、麻布十番流の大衆酒場でしっかり食事も楽しんじゃいましょう。

 記者は飲食店予約サービスの「トレタ」が開催する試食会で、いいとikkaiのこだわり食事を堪能してきました。

女子大興奮 レバー刺身が食べられる

 メニューを見て気になったのは「LVS60」(900円)。どういう料理だとまじまじ見ると「Liver Sashimi」と英字で説明があるではないでしょうか。レバー!

「LVS60(レバー刺身)」(900円)を頼んでみた。

 あれ、生レバーって食べられるものだっけと一瞬首をかしげましたが、丁寧に低温調理をしているため、刺身のような食感を残していながら、提供オーケーというもの。

 なるほど~。

トロットロでおいしかった。

 低音調理しているので完全に生とは言えなくても、とてもおいしかったですよ。生レバーのようなトロッとした質感。分厚く切っているので、独特の味わいが口の中でふわっ、ふわっと広がって官能的でした。

 レバーって、女性で好きな人多いのですよね。食べられるとなると大興奮のはずです!

煮込みもここでしか食べられない味わい

 酒場といえば定番は煮込み。いいとikkaiにも「牛ホルモンの煮込み」(800円~)があります。煮込みを食べると店の個性がわかりますが、ここの煮込みはすごかった。

「牛ホルモンの煮込み」シングル(800円)、ダブル※豆腐入り(900円)、トリプル※豆腐 煮玉子入り(1000円)

 見た目は、肉がごつごつしていて、大きな豆がゴロゴロしているのが特徴的。肉はホルモンとネックの2種類を使っているとのこと。豆はキドニーという種類です。

豆感がすごい。

 豆の質感がすごいです。赤みそで煮込まれた肉も味がしっかりしていておいしいのですが、大きな豆があまりにも存在感があるので、豆が主役のようにも感じました。こってりしているのに、洋食に近い感覚も合って上品。煮込んでいるのに豆が崩れていないのが職人のワザだそうです。

 豆って女性が好きではないですか。これもポイントですね。

おばんざいのジャンボ落花生に注目

 最初にも書きましたが手軽につまみを食べたいのであれば、おばんざい盛り合わせが魅力。2種800円、3種1000円、4種1200円と選べます。

おばんざいは日替わり。ショーケースから選べます。

 一番人気はポテトサラダ。ガリチーズが入っていて食感がガリガリ。

「おばんざい盛り合わせ(3種)」1000円。

 記者が気になったのは落花生。よくよくみるととても大きいのですよ。“四万十ジャンボ落花生”という種類で、都内ではなかなか見かけません。無添加でつくっているため、大量には流通していないのですね。

四万十ジャンボ落花生

 味わいもふっくりしていて、おいしい~。物珍しさもあって喜ばれること間違いありません。

お肉、鮮魚の焼き物も充実!

 ショーケースにはその日仕入れた鮮魚や肉が並んでおり、その場で選んで、焼いたり、刺身にしたりしてもらえます。気軽な酒場とはいいますが、こうやって本格的なところが見えるのもうれしいです。

ショーケースをのぞくと、気になるものがたくさん……!
新鮮な鮮魚やお肉が並んでいます。
カルビなどは定番で用意しているとのこと。この日は鹿肉もありました。

 記者は肉が大好きなのですよ。カルビがあまりにおいしそうで! 「和牛ゲタカルビの一本焼き」(1500円)を注文しました。麻布で和牛カルビがこの値段であれば、決して高くはないと思います。

 
「和牛ゲタカルビの一本焼き」(1500円)

 お肉~!! 和牛なので脂がたっぷり! 肉質がきめ細かい!!

 ここでちょっとした意外性が。ソースがポン酢で親しみやすい味。気が付くとつけあわせもキャベツと、大衆的なのですよね。本格的なのに、ところどころで大衆酒場のようで親しみやすい。そのバランス感が絶妙です。

お皿が大衆酒場のようなアルミ製。親しみがわく工夫があちこちに散りばめられています。

 確かに「気取ってない」お店。だけど「ここにしかない特別なお店」。女性に限らず人を連れて行くと都会的で喜ばれると思いました。しっかり飲み食いすると4000~6000円程度とそれなりに予算はかかりますが、料理がしっかりおいしいので、この質でこの値段だったらリーズナブルに思えます。

ファーイーストブルーイングの「ファイナルカット」(1000円)という珍しいビールもありました。

 さて、お酒でいうと気になったのはファーイーストブルーイングのクラフトビール。最終編集版を意味する映画用語から名前をとった「ファイナルカット」(1000円)のセッションエールを飲みました。香りがとてもきめ細かく、すこぶるおいしかったです。他にも、海外でも高く評価される和をイメージしたビール「馨和」もありました。

日本酒のラインナップもとても楽しい。「小布施ワイナリーが造りました」(600円)

 また、日本酒のラインナップも非常におもしろいです。期間によってラインナップが変わるのですが、小布施ワイナリーが手掛けた日本酒というのもありました。ワインのようなきめ細やかさがステキで言うことなかったです。他にも「仙禽」、「亀齢」などあり、日本酒好きも満足できます。

麻布の十番稲荷の道路隔てて反対側の路地を少し入ったあたりです。

 記者は誰かと来るというより、こういうお店でひとりで飲める都会的な女性に憧れます。ふだんはもうちょっと予算が低い本当に大衆的な赤提灯で飲むことが多いので、少し背伸びが必要ですが。

「いいと eat ikkai」
住所:東京都港区麻布十番1-6-3 テラス麻布十番1階
営業時間:ランチ 11時30分~15時/ディナー17時30分~24時
定休日:なし ※年末年始は12月31日~1月3日休み、4日からランチ営業

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