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2016年冬春の最新SIMフリースマホはこうなっている! 第3回

2016年冬に格安SIMとセットで買いたい低価格スマホをレビュー

2016年12月07日 12時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ

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月の支払いできるだけ抑えたいなら低価格帯スマホでキマリ

 格安スマホを購入する際、スマホ好きなら何でもこなせるハイエンドからミドルクラスのスマホを選びがち。しかし、とにかく毎月のスマホ代を安くしたい、通話やSNSなど最低限の機能さえあればいいという需要も多い。

 そんなコスト重視のユーザー向けにピッタリの、2万円前後の低価格スマホを紹介する。次に紹介する3機種は、格安スマホ事業者のSIMのセット販売での取り扱いも多い。

Android 6.0に対応、お手頃価格のロングセラーモデル
ASUS「ZenFone 2 Lazer(ZE500KL)

●直販価格1万9244円

ASUS「ZenFone 2 Lazer(ZE500KL)」

 2015年7月に発表されたZenFone 2シリーズの低価格モデル。基本スペックは5型HD解像度液晶にミドルレンジCPUのSnapdargon 410(1.2GHz×4)を搭載と、特段高いわけではない。

 ただしメモリー容量が2GBのため、ブラウザーやメールなど基本的なアプリは快適に動作する。低価格モデルながらレーザーAF搭載の1300万画素カメラも搭載しており、ハイエンドほどではないがそこそこの画質で撮影可能、SNSへの投稿にも活用しやすい。

背面には1300万画素カメラと、暗所オートフォーカス速度を改善するレーザーAFを搭載

 後継モデルの「ZenFone 3 Laser(ZC551KL)」も発表されたが、2万円前後のスマホとして現在も多くの格安SIM事業者が販売を継続している。アップデートによりOSはAndroid 6.0に更新。UQ mobileやmineoなどが提供するKDDI網のVoLTE対応SIMにも対応した。とにかく安くてそこそこの使い勝手のスマホが欲しい、という要望に応えられる端末だ。

「ZenFone 2 Lazer(ZE500KL)」の主なスペック
メーカー ASUS
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 720×1280ドット
CPU Snapdragon 410
1.2GHz×4(クアッドコア)
メモリー 2GB
ストレージ 16GB
カメラ アウト13メガ/イン5メガ
バッテリー 2400mAh
対応バンド(LTE) 1/3/5/6/8/9/18/19/28
対応バンド(W-CDMA) 1/2/5/6/8/19
対応周波数(GSM) 850/900/1800/1900MHz
対応SIM microSIM×2
無線LAN 11n
サイズ 71.5×143.7×10.5mm
重量 約145g

2万円前後で買える大画面スマホといえばコレ
ASUS「ZenFone Go(ZB551KL)

直販価格2万1384円

ASUS「ZenFone Go」

 低価格帯のスマホは画面が小さいと思いがちだが、この「ZenFone Go」は「iPhone 7 Plus」に匹敵する5.5型ディスプレーを搭載。解像度はHD(1280×720ドット)だが、大きい画面と文字表示で快適にブラウズしたいユーザーや、ネット動画を大画面で楽しみたいユーザーにはうってつけのスマホだ。OSはAndroid 5.1。

画像左から、iPhone 6s(4.7型)、ZenFone 2 Lazer(5型)、ZenFone Go(5.5型)、iPhone 6s Plus(5.5型)。もちろんスペックにはかなりの差があるものの、低価格帯ZenFoneの2機種は大きめの画面が欲しいという要望には十分応える

 スペック面では、CPUがエントリー向けのSnapdragon 400(1.4GHz×4)だが、メモリーが2GBなので多くのアプリはそこそこ快適に動作する。LINEやTwitter、ブラウザー、メール中心なら問題なく利用できるだろう。また、アップデートによりUQ mobileやmineoなどが提供するKDDI網のVoLTE対応SIMにも対応する。

「ZenFone Go(ZB551KL)」の主なスペック
メーカー ASUS
ディスプレー 5.5型液晶
画面解像度 720×1280ドット
CPU Snapdragon 400
1.4GHz×4(クアッドコア)
メモリー 2GB
ストレージ 16GB
カメラ アウト8メガ/イン5メガ
バッテリー 3010mAh
対応バンド(LTE) 1/3/5/6/7/8/9/18/19/28/38
対応バンド(W-CDMA) 1/2/5/6/8/19
対応周波数(GSM) 850/900/1800/1900MHz
対応SIM microSIM×2
無線LAN 11n
サイズ 76.9×151×10.7mm
重量 約160g

1万円台半ばでゲットできる超低価格スマホ
ZTE「BLADE E01

●実売価格1万5300円前後

ZTE「BLADE E01」

 とにかく安くスマホを手に入れたいという場合、「BLADE E01」の右に出る端末はなかなかない。5型液晶はHD解像度でCPUはMediaTek製のMT6735P(1GHz×4)、メモリーは1GBだ。OSはAndroid 5.1を搭載する。

 Androidスマホの場合、メモリーが1GBだと複数のアプリを動かしたときにアプリの動作や、アプリの切り替え操作がもたつくことが多い。あまりスマホを利用しないユーザーや、1~2つのアプリしか利用しない場合、もしくは複数台持ちのサブスマホとしてオススメ。メインのスマホとして毎日活用するのであれば、ワンランク上のメモリー2GBを搭載するスマホがオススメだ。

「BLADE E01」の主なスペック
メーカー ZTE
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 720×1280ドット
CPU MT6735P
1GHz×4(クアッドコア)
メモリー 1GB
ストレージ 8GB
カメラ アウト8メガ/イン5メガ
バッテリー 2200mAh
対応バンド(LTE) 1/3/8/19
対応バンド(W-CDMA) 1/6/8/19
対応周波数(GSM) 850/900/1800/1900MHz
対応SIM nanoSIM×2
無線LAN 11n
サイズ 71×142.5×7.8mm
重量 約155g

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