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性能×コスパ×コミュニティーでVRクリエイターを支え続ける

VRで社会に新しい価値を、その現場で「G-Tune」が選ばれる理由

文●柳谷智宣、編集● 鈴木誠史/ASCII

提供: マウスコンピューター

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 ITクリエイター向けの会員制コワーキングスペース「TECH LAB PAAK」には、多数のVRクリエイターが集結している。そんな彼らが現場で使えるよう用意されているのが、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」のマシンだ。今回は、そのTECH LAB PAAKでお話を伺ってきた。

マウスコンピューター/G-Tune

G-Tuneを選んだ理由:「PCスペックの良さ以上に、目的が重なった」

 「TECH LAB PAAK」は、東京都渋谷区神南のApple Storeが入っているビルの6階と7階にある。まずは、ここを運営する株式会社リクルートホールディングス R&D本部 Media Technology Lab.の宇都宮竜司氏に、施設について紹介してもらった。

 「TECH LAB PAAKは、リクルートホールディングスが運営する会員制スペースです。テクノロジーで世界を創るということに共感してくれる人たちを会員としてお迎えして、6ヶ月間無料でサポートさせていただいています。なぜ無料かと言うと、世の中にオープンイノベーションを促進していくことを目的に置いているからです。“リクルートと会員”という関係はもちろんですが、“会員さん同士”ですとか“TECH LAB PAAKに関連する人たち”との出会いを促進し、そこからイノベーションを創り出していけたらと考えています」(宇都宮氏)

リクルートホールディングス R&D本部 Media Technology Lab. 宇都宮竜司氏

 そう。この会員制コワーキングスペースは月会費などが不要。なんと、中で使う機材のコストや飲み物までタダとなっている。例えば3Dプリンターを使う場合はフィラメントなどのコストがかかるが、これも「TECH LAB PAAK」持ちだという。

多種多様なデバイスを無料で利用し、開発に役立てることができる

 6階は会員ならいつでも誰でも使える自由な空間となっており、ここで仕事をしたりミーティングしたりできる。窓側のコーナーにはVR用のスペースがあり、G-TuneのデスクトップPC「NEXTGEAR」が2台配置されていた。ここで会員が開発したVRコンテンツをデモしたり、VRに関するイベントを開催することもある。

6階は自由なスペース。取材当日も多くの会員が訪れていた

VR用のスペースに、G-TuneのデスクトップPC「NEXTGEAR」を配置

Twitterを表示した壁面ディスプレー。TECH LAB PAAKに関わる話題がリアルタイムでわかる

 7階は会議室とデスクが並ぶオフィスらしい雰囲気だ。ここで働くエンジニアが多いため、開発に集中できるようデザインしたそうだ。ディスプレーも貸し出しており、持参したノートPCをつないで即作業できる。取材当日も多数の人が作業していたが、うらやましいほど快適な環境だ。

7階の快適すぎるオフィス空間。奥の本棚も、ドリンクも、自由に利用できる

 TECH LAB PAAKでは3ヶ月ごとに会員を受け入れており、利用期間は6ヶ月間。つまり、同時期に2期分の人たちがいるようになっており、現在は6期と7期の人が利用している。累計で180プロジェクト650名が会員となっている。

 「半年前にVRコースを新設することになったのですが、僕たちはVRの知見に関して足りない部分がありました。設備に関して会員さんにヒアリングしたところ「VRなら、G-Tuneがいい」と勧められました。マウスコンピューターさんはスペックの良さもあったのですが、それ以上に、VRのコミュニティーを盛り上げていくという目的で、イベントや企業へPCをご提供されていて、それが僕たちがやりたいことと重なるなと思ったのです」(宇都宮氏)

 そこで、マウスコンピューターにアプローチすることになったという。

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