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プリンストンのデジギア道 第54回

スウェーデンのブランドから質実剛健なケースが登場

プリンストンのiPhone 7/7 Plus向け新ケース6種類を試す

2016年12月01日 11時00分更新

文● 花茂未来 編集●ASCII.jp

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スウェーデン製「WALK ON WATER」から6種類発売

 iPhone 7の発売から早3ヵ月。すでに入手した人も多いのでは。iPhone 7に関しては、さすがに発売日当日の入手は困難だったものの、現在は供給も安定した印象がある。しかしユーザーを悩ませたのはなにも本体の入手だけではない。毎度おなじみ、ケース・フィルムの品薄だ。

 発売から1~2週間ほどたった頃、何度か都内の家電量販店を回ってみたものの、iPhone 7のケースやフィルム陳列棚はガラガラ。もしくは在庫がまだある商品を多めに並べている状況。ネットショップも売り切ればかり。これではビビっとくる“本命”ケースを探すのは無理だし、かといって裸で使うとキズが付く。

 しかし今はケースの製品数も多くなり供給も安定。選択肢が爆発的に増えたので、いよいよ本命を探す時期なのだ!

 そこで今回は、プリンストンが発売したばかりのiPhone 7用新ケースを試してみたい。スウェーデンのモバイルケースブランドであるWALK ON WATERの製品で、6シリーズを展開。いずれもiPhone 7/7 Plus両方を用意していて、Stockholm、NEW YORK、OSLO、LONDON、MILANO、CHICAGOと、世界各国の都市の名前を冠している。ちなみにOSLO(オスロ)はノルウェーの首都。

 なにぶん製品数が多いので、概要と使用感という順で一気に紹介したいと思う。本命ケース選びの参考になれば幸いだ。

Stockholm FOLIOCASE
 手帳タイプのケース。フロントカバーに受話口と重なるように穴が開いていて、閉じたまま通話可能。マグネット内蔵で、勝手に開く心配もない。カラーはホワイトとブラックの2色。直販価格はiPhone 7/7 Plus用共に3218円。

Stockholm FOLIOCASE(iPhone 7用)

Stockholm FOLIOCASE(iPhone 7 Plus用)

 またケース内側には、カード類を1枚収納できるカード収納ポケットもある。nanaco、Suica、PASMOといったICカードを入れておくのに重宝するだろう。

ケースを開いた状態。左がホワイト、右がブラックで、フレーム部分のカラーも統一してある。スピーカー穴もバッチリ空いている

 手にとって見ると、表面には無数のライン状の模様があるおかげで滑り止めになり、グリップ感は良好。本製品はiPhone 7の画面に干渉しないフレーム設計となっていて、見栄えの良さはもちろん、親指操作時にジャマにならないのがいい。

フレームが本体上下部分にしかないので、操作しやすい

 受話口の穴が設けられているため、閉じたまま通話できるのもポイント。手帳タイプのケースでは、電話がかかってきたら受話ボタンを押し、両手で持ちながらケースをぐるッと360度開くといった動作が手間になる場合もあるが、その心配がない。

 カード収納については、まず思いつくのがSuica。iPhone 7ではFeliCaに対応したことで、SuicaをiPhone端末内に登録できるようになったとはいえ、まだ不便な部分が多い。

 具体的には現金チャージが非接触型端末を設置してあるコンビニ等に限られたり、在来線から新幹線への乗り換え時にも物理的なカードがないと手間がかかるケースがある。そもそもPASMOには非対応なので、こうした利用シーンが多い場合はありがたい。電車にあまり乗らない場合は、会社のフロアに入るためのICカードキー収納などに使うとよいだろう。

NEW YORK FOLIOCASE
 こちらもフロントカバーにマグネットを搭載した手帳タイプのケース。受話口に穴が空いているので閉じたまま通話が可能な点、内部にカード収納ポケットがある点はStockholm FOLIOCASEと同様だ。特徴は、ケース本体をスタンドとして使えること。本体カラーはブラック、ゴールド、シルバーの3色。直販価格はiPhone 7/7 Plus用共に3974円。

NEW YORK FOLIOCASE(iPhone 7用)

NEW YORK FOLIOCASE(iPhone 7 Plus用)

 Stockholm FOLIOCASEと比べると、iPhoneのフレーム部分を囲うTPUフレーム、厚みのあるケースで耐衝撃性が高い印象を受ける。厚みが増すのでグリップ感も増すので、ここ最近の薄いiPhoneが持ちにくいと感じている人や、手の大きな人にはうってつけ。

 前述の通り、本製品の一番の特徴はスタンドとして使えることで、ちょっとした鉄道旅のお供、宿泊先、またはベッドでのごろ寝時に動画を視聴するのに便利だ。画面の角度はおおよそ90度~45度くらいに調整できる。

スタンド利用時の様子。なお、シルバーカラーについては、どちらかというとブロンズに近い印象

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