このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

エレコム30周年記念モデルが俺たちを狙い撃ちに来てる

士郎正宗デザインのアニソン特化型ハイレゾイヤホンが凄い

2016年11月29日 11時00分更新

文● 飯島範久 撮影●篠原孝志(パシャ)、高橋智 編集●村山剛史/ASCII

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

デザインは士郎正宗、音質はアニソン特化。凄いイヤホンがエレコムから新発売! さっそく試聴してみた

わずか数センチサイズに込められた世界観を堪能

「意外にいい音」のエレコムがまたもイヤホンの新製品を発売! なんと、ハリウッド版制作中の『攻殻機動隊』や『アップルシード』でお馴染みの士郎正宗氏がプロダクトデザインを担当した。

 イヤホンのデザインを手がけるのは初めてだが、士郎正宗氏の世界観が小さなイヤホンに凝縮されている。また、エレコム設立30周年記念モデルとしての側面も持つ、スペシャルな製品だ。

 士郎正宗氏とエレコムとの関係は、今回が初めてではない。2002年にエレコムから発売されたマウスのデザインを手がけている。その斬新なデザインは当時かなり評判になった。それから14年の年月が過ぎ、今度はイヤホンのデザインを手がけることになる。その開発の顛末は、「士郎正宗開発日記」と題し11回に渡って書き綴られている。

 イヤホンカタログの収集から始まり、そのうちイヤホン自体を収集し、商品としての要求と、イヤホンとして必要な要素を含めつつ、さまざまな制約のなかでデザインを生み出さなければならない。開発時におけるいくつかの葛藤の末、完成したのが次の2モデルだ。

2つの士郎正宗モデル

 今回発売されたのは、高音質とデザイン性を両立させたハイレゾモデルと、いままでありそうでなかったアニソンに最適なチューンが施されたコスパの高いモデルだ。

EHP-SH1000SV
 ハイレゾモデルの「EHP-SH1000SV」は、見た目からしてゴツゴツした感じでつや消しの銀色が鈍く輝く、士郎氏の世界観を感じさせるデザイン。見た目どおり、ズシリとくる重さを感じるが、耳に装着するとうまい具合に分散されるのか、それほど重くはない。そして、存在感バツグンの外観が耳から覗くので、ちょっと自慢したくなる製品だ。実売価格は3万2100円前後。

EHP-SH1000SV(ハイレゾ対応)。金属感が出ていてなかなかいい。ケーブルはリケーブルタイプを採用

インナーイヤータイプだがこの存在感。これを着けていたらカッコいいと思わない?

EHP-SL100Aシリーズ
 一方、アニソンに最適なチューンを施した「EHP-SL100A」シリーズは、「EHP-SH1000SV」ほどの重厚感はないが、L字型のハウジングデザインとそこからのびるケーブルとの接合部分が、蛇腹のような感じで非常に凝ったデザイン。色はブラック、シルバー、ルビンレッド、カッパーピンクの4色。マイク付きとなしのモデルがあり、実売価格はそれぞれ2600円前後/2100円前後。

EHP-SL100Aシリーズ。こちらはプラスチックのハウジングだが、メッキされていて質感あり。ケーブルの出し方がいい

こじんまりとしたなかでも、キラリと光る存在感。女性が着けていてもオシャレでしょ

特設サイトも公開中!
http://www2.elecom.co.jp/pickup/shirowmasamune/

製品公開前から毎週アップデートされていた「士郎正宗開発日記」に注目。デザインを構築していった経緯とエレコムとのやり取りが綴られていて、イヤホンが生まれるまでの過程がわかり、なかなかおもしろい

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ