このページの本文へ

ここでしか読めないネタの「連載」「特集」が満載!ASCII倶楽部情報局 第40回

こだわり部隊の本音「ジサトラ 完全版」 第16回

Core i7-6850Kの“常用”オーバークロックに挑む!【倶楽部】

2016年11月14日 19時00分更新

文● ちゅーやん

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 どうも。ちゅーやんです。
 アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。有料の会員サービスですが、現在3日間無料キャンペーンを実施中です! 詳細は記事末尾をご確認ください。

 本日は毎週月曜日に更新中の連載「こだわり部隊の本音『ジサトラ 完全版』」から、10月24日に掲載した「4GHz以上で常用したい! トラ的Broadwell-E OCガイド」を紹介します。


4.3GHzという巨大な壁に打ちのめされる!

 どうもどうも、Broadwell-E環境にすんなり移行したものの、プレイしているのはムチムチアンドロイド(?)を動かすパズルゲーム「Haydee」をやっているカクッチです。Steamで安い上に、軽量なゲームなのでおすすめですよ。

 今回は自宅マシンのCore i7-6850Kの常用オーバークロックを詰めていきたいと思います。週アス電子版に先出しするために触ったときには、いや~手ごわい感触しか残らず、これはCPU耐性の問題もありますし、マザーボードの機種が違えばまた違った話なんですが、僕の精一杯のご報告をしていきたいなと(疲弊)。

最安で実売価格6万7000円ほどのCore i7-6850K。6コア/12スレッドで定格3.6GHz、TB3.8GHz、TB3.0で4GHzというスペック。CPU-Zで見てみるとマルチコアベンチ中は3.7GHzで回っている模様。電圧は1.166Vですね

デフォルトでのCINEBENCH。世の中の6850Kではシングル130cbという結果もありますんで、TB3.0が効いての158cbかなと。マルチコアの1140cbもだいたい1180cbくらいまでの誤差で性能は出ています。ちなみに6700Kのスコア例としてはシングル181cb、マルチ883cbといったかたち

ジサトラ完全版:今週の研究員

ジサトラ カクッチ
GeForce GTX 1080 SLI環境でPCゲームをするジサトラのボス。ムチムチアンドロイド(?)を動かすパズルゲーム「Haydee」にドハマり中。もっと重いタイトルやればいいのに。

 使用マザーはASRockのX99搭載『Fatal1ty X99 Professional Gaming i7』。OC設定ももちろん豊富なやつです。OC設定豊富な割に、EZ OCで4.2GHzを選んでもOCCTのストレステストでは歯が立たず、4GHzでも何もしないとブルースクリーン。僕の6850Kの耐性は決してよくないというのがわかっています。

 4GHz以上の動作はとうぜんVCore(CPU電圧)の昇圧ナシには一向に進まずの展開になってきたので、まずはガツッと1.166V→1.4V台までかけて様子をさぐるところから入りました。4.4GHzでWindows 10を立ち上げようと思ったら以下のようなところまでになりました。

VCore 1.45V設定でオールコア44倍の4.4GHz動作。ベンチマークは短いものならですが、少し長いとすぐフリーズしてしまいます

 まず、いかにクーラーマスター『MasterAir Maker 8』が空冷で驚異的な冷却力を誇るといってもですね、実質1.4V以上の設定でフルコアロードですとCPU温度85度以上に達してしまうので、ベンチマークスコア狙いではいけますが、たとえばエンコードやマイニングなどの常用にはほど遠いことになります。本格水冷や極冷の世界でないとこの電圧を常に、とはいきません。

 また結局のところ4.3GHzならOCCTが少しは動作するところにきましたが、結果、1.45V以上をかけないとまったく安定せず、4.2GHz動作と4.3GHz動作の間には非常に高い壁があることに気付かされました。おそらくよっぽどのアタリCPUでない限り、空冷(簡易水冷含む)では現実的ではないラインのようです。

4.2GHzで常用可能なレベルに着地!

 紆余曲折しながらも設定のコツなどUEFIにはけっこうあるのですが、まずは結論から。どうやら4.2GHzでの常用は可能のようです。これもCPUクーラーの性能と季節に左右されるところではあります。室温25度での計測ですんで、真夏はCPU温度が90度を超えるかもしれない、といった心配はありますが、秋口にはまずまずOKの結果です。OCCTテストで10時間以上の動作をパスしました。


 続きは「4GHz以上で常用したい! トラ的Broadwell-E OCガイド」でご覧ください。

 なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定。いまならASCII倶楽部3日間無料お試しキャンペーンを実施中! 詳細は下記をご覧くださいませ。

 ASCII倶楽部では、今回紹介した毎週月曜日に更新するこだわり部隊の本音「ジサトラ 完全版」だけでなく、高価だが買って損は無いPCを紹介する至高のパソコン道などのPCの連載が大人気! また、スマホ系の連載も各種揃えております~。

3日間無料トライアルキャンペーン実施中!

 アスキーの会員サービス(月額1080円)「ASCII倶楽部」では、週刊アスキー 電子版の最新号から過去3年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。

 加えて、ASCII倶楽部では会員の方だけが読める連載・特集記事やニコ生のアーカイブ、さらにはイベント(!)も楽しめちゃいます。

 そんな月額サービスのASCII倶楽部はただいま3日間無料トライアルキャンペーンを実施中。トライアルキャンペーンでは、ASCII倶楽部のすべてのコンテンツを利用できるので、期間内であれば週アスも読み放題!

会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)

■利用料金
月額1000円+税(税込1080円)
※毎月1日~末日までの利用料金として

■支払方法等
●以下のクレジットカードによるお支払いとなります。
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。

■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。

■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explor 11※Edgeは除く , Google Chrome , Firefox
(Mac)Safari
【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome

URL ASCII倶楽部

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー No.1488(2024年4月23日発行)

バックナンバー

  • 週刊アスキー No.1487(2024年4月16日発行)

  • 週刊アスキー No.1486(2024年4月9日発行)

  • 週刊アスキー No.1485(2024年4月2日発行)

  • 週刊アスキー No.1484(2024年3月26日発行)

  • 週刊アスキー No.1483(2024年3月19日発行)

注目ニュース

ASCII倶楽部の最新記事