誰にでも、どんな使い方にも合う
柔軟さが持ち味のケンウッド「KA-NA7」&「LS-NA7」
続いては、ケンウッドブランドで発売される「KA-NA7」(実売予想価格 4万1000円前後)と「LS-NA7」(実売予想価格 2万円前後)。どちらも11月下旬の発売となる。
プリメインアンプのKA-NA7は、JVCのEX-NW1のアンプユニットとベースは共通で、基本的なデザインや機能も同じ。
アンプとスピーカーが別売となっていることからわかるように、KA-NA7はほかのスピーカーとの組み合わせも想定した音質チューニングとなっている。
同社の上位クラスとなるスピーカーを組み合わせるなど、自由にスピーカーを選びたい人のためのモデルと言える。
コンパクトなサイズとは言え、回路設計などはしっかりと作られており、デジタルアンプを採用した回路は入力からフルデジタル処理となっており、音質劣化を最小に抑えている。
オーディオ用の電解コンデンサーの採用など、高音質パーツも吟味して採用しており、音に磨きをかけている。また、ヘッドフォンアンプ部も、スピーカー用アンプとは独立しており、きちんと音質チューニングされている。
組み合わせるのに最適な
ハイレゾ対応のコンパクトスピーカー
スピーカーのLS-NA7は、オーソドックスな2Wayスピーカーだ。サイズは横幅102mm、高さ181mmとコンパクトながら、19mm口径ソフトドームのツィーターは40kHzの再生周波数帯域を実現。
ツィーター部には吸音材を配置し、高音域の不要なピークを抑えてスムーズな高域特性を実現している。
80mm口径のウーファーはピュアパルプ材にコーティングを施した振動板を採用。パルプの繊維の長さを緻密に制御することで音質をチューニングし、メリハリのある音に仕上げた。
見た目はごく普通のスピーカーなのでインパクトには欠けるが、木目調の落ち着いたデザインなのでインテリアとも合わせやすいだろう。
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