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美術品通販のトップアートが倒産、景表法違反が影響か

2016年11月11日 09時25分更新

記事提供:通販通信

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 美術品の通信販売・店舗販売を行っていた(株)トップアートは4日、東京地裁から破産開始決定を受け、倒産した。負債総額は約13億円。

 同社は、名画・絵画・日本画の掛軸・陶磁器・仏具・伝統工芸品などを、自社通販サイトやショールームで販売していた。2002年のピーク時の売上高は約43億円だった。11年10月には、販売実績のない価格を表示していたとして、消費者庁に景品表示法に基づく措置命令を受けた。その後は売上が急減し、15年7月の売上高は、ピーク時の半分以下となる16億円となった。9月から商品を50%以下で販売するセールを実施し、10月15日には銀座のショールームを閉店していた。

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