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問い合わせの意味を理解して適切なQ&Aデータを提示

NEC、AI技術をコンタクトセンター業務向けに販売

2016年11月01日 21時08分更新

文● 行正和義 編集●ASCII.jp

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 NECは11月1日、コンタクトセンター業務に向け、同社のAI技術を用いた「自動応答ソリューション」を開発、来春に発売する。

 同社のAI技術群「NEC the WISE」のうち、文章内容の意味を理解してデータを検索、高速でデータベースを検索する「テキスト含意認識技術」を活用するもの。コンタクトセンター業務において、テキストや音声による顧客からの問い合わせから意味を取り出し、大量のQ&Aデータから最適な回答案を高精度に抽出してユーザーに自動的に回答したりオペレータによる回答を支援する。

 これまでの回答検索システムでは、専門用語や決まった表現を入力しないと適切な回答が得られず、また適切な回答がデータベースに存在しない際にそれを判別できず誤った回答を提示することがあるという問題があったが、新ソリューションではでAI技術を用いてコンタクトセンターの運営をサポートする。

 法人向けに販売を行ない、提供開始時期は2017年3月、価格は個別見積もりとなる。

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