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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第481回

秋の日差しの中で気持ちよさそうに寝ている猫たち

2016年10月28日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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気持ちよさそうに寝てる猫を望遠で。さすがフルサイズのカメラ。きれいにぼけてて写りがいい。地面すれすれにカメラを置いて、眠り猫の目線で狙ってみた(2016年6月 ペンタックス K-1)
気持ちよさそうに寝てる猫を望遠で。さすがフルサイズのカメラ。きれいにぼけてて写りがいい。地面すれすれにカメラを置いて、眠り猫の目線で狙ってみた(2016年6月 ペンタックス K-1)

 2016年、この晩夏から秋にかけてはあまりに天候不順で、たまに青空が広がると「あ、晴れてるうちに撮影に行かなきゃ」と焦る日々はなんとも精神衛生上よくない。

 きっと猫たちも同じで、10月になると、たまに晴れるとあたたかいところに出てきてほにゃあと昼寝をはじめる。

 ああ、そういえば、春と秋は昼寝の季節だなあと思ったのである。

 いや猫たちは夏だろうが冬だろうが昼寝するのが仕事のようなものなのだが、なんだろな、夏は日陰でひっそりと「バテた~」って顔で寝てるのに対し、冬は日向で「太陽からもらった熱は少したりとも逃さないぞ」って体で寝てるのに対し、春や秋はもっとのほほんと気持ちよさそうだからなのかもしれない。

 夏はこんなである。

このもたれ具合が気に入ったので、顔が半分だけ見えてるアングルで。これも地面すれすれの猫アングル(2016年8月 オリンパス E-M1)
このもたれ具合が気に入ったので、顔が半分だけ見えてるアングルで。これも地面すれすれの猫アングル(2016年8月 オリンパス E-M1)

 日陰の片隅で持たれてぐでっと寝てたり。

猫が伸びて寝ているときはたいてい身体がきれいに弧を描いている。だから少し上から撮るか、広角レンズでぐっと近寄って遠近を強く出すのがいい。この猫は起こしたくなかったので(疲れた母さん猫だから)、近づきすぎずにそっと撮った(2016年8月 シグマ sd Quattro)
猫が伸びて寝ているときはたいてい身体がきれいに弧を描いている。だから少し上から撮るか、広角レンズでぐっと近寄って遠近を強く出すのがいい。この猫は起こしたくなかったので(疲れた母さん猫だから)、近づきすぎずにそっと撮った(2016年8月 シグマ sd Quattro)

 明らかに見るからにつぶれていたり。

この猫は違う意味で起こさないように気をつけて撮影。起きちゃうとこっちにとことこと寄ってきて遊べとうるさいのである(2016年8月 シグマ sd Quattro)
この猫は違う意味で起こさないように気をつけて撮影。起きちゃうとこっちにとことこと寄ってきて遊べとうるさいのである(2016年8月 シグマ sd Quattro)

 風通しがいいベンチの下に隠れてたり。

 もっとも今年は初夏の方が暑かった記憶がある。

 6月に出会った猫の方が明らかに夏バテしたもの。

 この猫なんてつぶれてるというより、干からびてるようにしか見えないし。冒頭写真の猫もへちゃっとつぶれて地面に熱を逃がそうと頑張ってる感あるし。

このつぶれっぷりがわかるよう、モニターを開いて低い位置から広角でぐぐっと寄って撮ってみた。撮られてるのに気づきつつも、動くのもめんどくさいからいいやという感じ。ちょっと毛並みが乱れてるけど元気そうでした(2016年6月 パナソニック LUMIX DMC-GX7 markII)
このつぶれっぷりがわかるよう、モニターを開いて低い位置から広角でぐぐっと寄って撮ってみた。撮られてるのに気づきつつも、動くのもめんどくさいからいいやという感じ。ちょっと毛並みが乱れてるけど元気そうでした(2016年6月 パナソニック LUMIX DMC-GX7 markII)

 それはそれでほほえましいんだけど、まあ猫的には8~9月が雨ばかりであまり暑くなくてよかったのかもしれないけど、台風が来たら来たで大変だろうから、一概にはいえないか。

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