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さらに高騒音環境下での認識率を高めることに成功

アドバンスト・メディア、音声認識キーボードにもディープラーニング技術を適用

2016年10月26日 18時11分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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 アドバンスト・メディアは10月26日、音声認識キーボード入力システム「AmiVoice Keyboard」をバージョンアップし、ディープラーニング技術を導入したと発表した。新バージョンは11月1日に発売される。

 AmiVoice Keyboardは音声認識エンジンで、各種単語に加えて英数字やファンクションキー、コントロールキーといった日本語109キーボードのすべての入力操作が可能。ハンズフリーで各種の入力が可能なことから、2010年に発売されて以来、物流や製造、流通の現場などに導入されている。販売価格は21万6000円。

 新バージョンは音声認識エンジンにディープラーニング技術を実装し、認識精度を大きく向上させた。とくに騒音下での認識精度がアップし、従来の音声認識エンジンと比較して約25%改善したという。認識エンジンはスタンドアロンで動作するため、使用時にインターネットに接続する必要はない。

AmiVoice Keyboard用ウェアラブルBluetoothマイク「AmiVoice Front WT01」

 市販マイクに加えて高騒音環境下でも音声入力が行なえるウェアラブル端末「AmiVoice Front WT01」と連携して使用することも可能なほか、認識率重視/スピード重視といった用途に合わせた複数のエンジンモードを用意している。

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