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LEVEL∞の15.6型ゲーミングノートPC「Lev-15FX097-i7-TNSV」を検証

デスクトップCPU&GTX 1070搭載ノートはVRと相性抜群だった

2016年10月31日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII

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デスクトップ級のスペックをノートパソコンに詰め込んだ

マットなブラックの筐体。背面には大きな排気口がある

 Lev-15FX097-i7-TNSVは、およそ幅386×奥行267×高さ44mmと、15.6型ノートパソコンとしては大きいが、デスクトップCPUとGeForce GTX 1070を搭載していることを考えればコンパクトなサイズではないだろうか。デスクトップとは違い、大きなリュックなどのバッグであれば入れて持ち運べるのもノートパソコンならではだろう。

 本体背面には、大きな排気口があり、ゲームのプレイを開始するとここから中の熱を排出しだす。ハイスペック構成な分、熱も発生し、熱風を放出する音は結構大きいが、その分しっかりと熱を輩出しているので筐体があまり熱くならない。

 インターフェースが豊富なのも特徴だ。筐体左側にUSB 3.1/Thunderbolt 3端子(Type-C)、USB 3.1端子(Type-C)、USB 3.0端子×2、Ethernet端子、右側にUSB 3.0端子、USB 2.0端子、音声入力端子などを配置。背面には、HDMI端子とMini DisplayPort×2を備えている。

左側にはUSB 3.1/Thunderbolt 3端子(Type-C)、USB 3.1端子(Type-C)、USB 3.0端子×2、Ethernet端子を配置

右側にUSB 3.0端子、USB 2.0端子、音声入力端子などを配置

本体背面にHDMI端子、Mini DisplayPort×2を配置

 HTC ViveはHDMI端子とUSB2.0端子/3.0端子×1、Oculus RiftはUSB 3.0端子×3とUSB 2.0端子が必要で、Lev-15FX097-i7-TNSVはどちらの条件も満たしている。加えて、デスクトップパソコン並みのスペックを搭載しているので、快適にVRコンテンツがプレイできるだろう。そのほか、HDMI端子やMini DisplayPortでディスプレイと接続すれば大画面でゲームをプレイすることも可能だ。

 ディスプレイはノングレアのIPSパネルを採用している。FPSやMMORPGのPvP系コンテンツなど、一定時間集中してディスプレイを観続けるゲームをプレイする場合、映り込みが少なく目が疲れにくいノングレアを採用しているのは武器になる。また、何本か実際にゲームをプレイしてみたが、明るさや発色、コントラストもよく快適にプレイできた。視野角が広いIPSパネルなので、広範囲の角度からでもしっかりとゲームや動画などが楽しめる。

キーボードは色を変更できるLEDバックライトを内蔵

 キーボードはテンキー付きで、コントロール可能なLEDバックライトを内蔵している。重量が約3.6kgと重い分重心がしっかりしているので、FPSなどの激しい操作でもパソコンがずれない。ゲーミングキーボードほどではないが、打鍵感も悪くないので、あまりゲーミングキーボードにこだわりがない私は、別途キーボードを用意しなくても十分操作できた。ただし、タッチパッドを使ったゲームプレイはできなくもないが難しいので、ゲーミングマウスは用意したほうがいいかもしれない。そのほか、タッチパッド部分には、Windows Hello対応の指紋センサーがついている。

タッチパネルにWindows Hello対応の指紋センサーを搭載

 スピーカーはキーボード上部に搭載。音自体は悪くない印象だが、ゲームプレイ時は排気音がしているので、足音など細かい音にも敏感に気づかなくてはいけないFPSなどのゲームであれば、ゲーミングヘッドセットを使用したほうがいいだろう。動画鑑賞などであれば、十分スピーカーで楽しめる。また、24bit/192KHzのハイレゾオーディオ出力に対応するヘッドフォンアンプ「ESS SABRE HiFi Audio DAC」を搭載し、600Ωのヘッドフォンにも対応している。

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