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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第92回

5つの新機能を追加してパワーアップしたiOS版「Dropbox」を徹底解説

2016年10月20日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 10月12日、Dropbox Blogに「Dropbox」アプリについての投稿があり、5つの新機能を追加したと発表した。そこで、今回は新しくなった「Dropbox」アプリの新機能と、8月に発表された情報漏洩に関するセキュリティ技を紹介しよう。

定番のクラウドストレージアプリ「Dropbox」がリニューアル!

PDFに手書きのサインを追加できるようになった

 「Dropbox」アプリの更新とともに、Dropbox Blogに「5 new Dropbox iOS features to help you work on the go」というエントリーが投稿された。iOS向けアプリに進行を搭載し、パワーアップしたという内容だ。

 まず目立つのが手書きサイン機能。ビジネスでPDFをやりとりする場合、署名を求められることがある。そんな時は、印刷して署名し、ドキュメントスキャナーで取り込んでPDFにして送り返すという手間がかかっていた。しかし、新しい「Dropbox」アプリを利用すれば、直接サインできるようになる。なお、この機能を利用するには、あらかじめ「Adobe Acrobat Reader」もインストールしておく必要がある。

 編集メニューから「テキストまたは署名を追加」を選び、署名ボタンをタップすると、手書き入力画面が表示される。そこで「完了」をタップすれば、PDFに貼り付けられる。入力した署名は記録されており、別のPDFファイルに付ける際は選択するだけでいい。

Dropbox App
価格無料(アプリ内課金あり) 作者Dropbox
バージョン20.2 ファイル容量123.5 MB
カテゴリー仕事効率化 評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 8.0以降
Adobe Acrobat Reader - PDFをどこでも確実に表示、注釈、共有 App
価格無料(アプリ内課金あり) 作者Adobe
バージョン16.10.11 ファイル容量43.3 MB
カテゴリービジネス 評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 9.0以降

「Dropbox」単体でPDFを開いたときのメニュー

「Adobe Acrobat Reader」をインストールする

編集ボタンが追加された

編集ボタンを押し、「テキストまたは署名を追加」をタップする

ペンのアイコンをタップする

iPhoneの画面が横になり、手書き署名する

「完了」をタップするとPDFに表示される

位置や大きさ、色などを変更できる

「保存」をタップすると、元のファイル名に「(署名済み)」と付いたファイルが別に作成される

署名は再利用できる

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