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CEATEC JAPAN 2016 最新デジタル機器、家電 ― 第18回

オムロンの卓球ロボットはギネス認定されるほどトンデモない!

2016年10月05日 09時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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 オムロンのセンシング&コントロール技術の象徴として2013年に誕生した卓球ロボット「フォルフェウス」。その後も進化をし続け、2015年のCEATECに出展し、人々を驚かせた。フォルフェウスはオムロンが培ったセンシング技術により、相手の位置とボールの動きを1秒間に80回も計測し、ボールの起動を予測して打ち返すロボット。今回、「最初の卓球コーチロボット」としてギネス世界記録に認定された。

 授与式に出席したギネスワールドレコーズジャパン 匠ニッポン・プロジェクト・リーダーのヴィハーグ・クルシュレーシュタ氏は「オムロンの技術力の決勝であるフォルフェウスの記録は、われわれが2014年に立ち上げた匠ニッポンプロジェクトの記録です。この素晴らしい日本の匠の技術を世界に伝えられることをうれしく思う」と語った。

ギネスから認定証を送られたオムロン 執行役員常務 最高技術責任者兼技術・知財本部長の宮田喜一郎氏(右)
これがギネスの認定証
倉庫などで人にぶつからずに商品を輸送できる、同社のセンシング&コントロール技術を採用したロボットのデモ

 また、CEATEC内のブースでは最新のセンシング技術を展示。特に目を引いたのが自動運転用センシング技術だ。これはハンドル付近にカメラを設置し、人の表情を認識し、集中力があるかどうかを計算して居眠りやよそ見をした場合に警告を出してくれるもの。多くの顔データが登録されており、ほとんどの顔の表情を読み取ることができるという。ただ、これはあくまでもセンシングのみなので、警告を出す以外にドライバーに対して何かを働きかけるかどうかはパートナーを組む企業次第とのこと。

ロボットアニメに出てきそうな迫力の本体だが、卓球のラリーが始まるととても機敏に動くフォルフェウス

 自動運転になっても、最終的には人の判断に委ねられることが多いので、すぐに運転に復帰できるようにドライバーの状態をモニターしておく必要がある。そのための技術なのだ。

人の表情はビッグデータで何パターンも登録されているので、認識率は高いとのこと。もっと安全で安心なクルマ社会を目指すには欠かせない技術だ

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