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T教授の「戦略的衝動買い」第399回

警告音オフでもデバイスを探し出せる! Bluetoothタグ「Chipolo」を衝動買い

2016年10月05日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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伝統的な“遺失物トラッカー”はテクノロジーとコミュニティーでどう変化するか!?
伝統的な“遺失物トラッカー”はテクノロジーとコミュニティーでどう変化するか!?

 日本ではそれほどでもなかったが、米国ではもう20年も30年も昔から、モノを失くさないための“迷子札的ガジェット”は定番のマニアック商品の王様だった。

 一番簡単で伝統的な方法は、幼稚園や小学校、入院先の病院などで行なわれているような、すべての自分の持ち物にプロパティーを宣言するために名前を書くことだろう。

 テクノロジーが進み、ネットワークが地球全土を覆い尽くし、一人一台のスマホが普及した現代では、迷子札のあり方も大きく変化してきた。

 今回紹介する「Chipolo」(チポロ)は、昨今急激に普及してきたスマホのネットワークとBluetooth 4.0(Bluetooth Low Energy、以降BLE)、そしてネットワークを介した人の“コミュニティー”を活用した新時代の迷子札だ。

記事掲載当初、「チッポロ」と表記していましたが、正しくは「チポロ」です。お詫びして訂正いたします(2016年10月6日)

スマホから離れたら警告音を発して
置き忘れを防ぐ「Chipolo」

国内の販社から買った最初の1個。コンパクトで薄いパッケージがおしゃれです 国内の販社から買った最初の1個。コンパクトで薄いパッケージがおしゃれです

 現在のところチポロには9種類ほどのカラーバリエーションが用意されている。大昔からこの手のモノを大人買いしては、期待はずれで無駄使いをしているので、今回は慎重にまずグリーンカラーのモノを一個だけ国内で販売しているネットショップから購入してみた。

 しかし、意外とその使い勝手はよく、追加で海外から国内価格の40%オフで色違いを4個も追加購入したが、残念ながら今時点ではまだ筆者の手元には届いていない。

 チポロは直径35mmほどのコイン型で昔からあった“遺失物トラッカー”のように伝統的なキーホルダー型をしている。

パッケージの同梱物はチポロ本体、保証者、取説、予備電池、リング
パッケージの同梱物はチポロ本体、保証者、取説、予備電池、リング
バッテリーは入手しやすい「CR2025」で、寿命は長くて半年くらいらしい バッテリーは入手しやすい「CR2025」で、寿命は長くて半年くらいらしい

 パッケージには、チポロ本体と取説、保証書、予備ボタン電池、金属リングが入っている。

 商品の性格上、スイッチはなくボタン電池を絶縁している紙テープを引き抜くとパワーオンとなる。使用するボタン電池はCR2025で、国内でも100円前後で販売されているもの。まず入手に苦労することはない。

本体内部のQRコードは固有のシリアルナンバーやカラーコードなどが入ってそう
本体内部のQRコードは固有のシリアルナンバーやカラーコードなどが入ってそう

 普通の使用法ならバッテリー寿命は長くても半年くらいだそうだ。そしてバッテリー交換も極めて簡単だ。ちなみにバッテリー横のQRコードは、チポロ固有のシリアル番号のようで、チポロの本体カラーなども認識管理しているようだった。

 基本的に、チポロは財布やかばん、デジカメ、大事な鍵など、絶対に失くしては困るもの、失くしたくないものに取り付けて管理するツールだ。

本体に付属のリング(右)は取り付けに力が必要な感じ。女性には優しい設計とは言えない。筆者は、自前で別のもの(下)を用意して使っている 本体に付属のリング(右)は取り付けに力が必要な感じ。女性には優しい設計とは言えない。筆者は、自前で別のもの(下)を用意して使っている

 パッケージにはチポロをそれらに固定するためによくあるキーリングが付属するが、極めてタイトでハード、女性には太刀打ちできない可能性が高い。

 ネットワークとコミュニティー時代の迷子札であるチポロにできることはいくつかあるが、メインはチポロを取り付けた大事なモノがなくなった時にスマホやパソコンで探せること。

 そして、逆にチポロからも行方知れずのスマホの現在位置を見つけられる。簡単に言ってしまえば、スマホとチポロがBLEでペアリングされ、通信可能な範囲なら相手を呼び出せて、通信可能な距離以上に離れようとすると警告が出る仕組みが基本だ。

 当然、四半世紀前のLOST Trackerでもできること以外に、スマホ本体の位置情報を活用したり、チポロユーザーのコミュニティーを利用するところはコンセプト的には極めて新しく頼もしい試みだ。

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