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東京ゲームショウ2016レポート第6回

MSIがVR用のバックパック型PC「VR One」をTGSで披露

2016年09月16日 10時00分更新

文● ドリル北村/ASCII.jp

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 2016年の東京ゲームショウはVRゲームが目玉。そんななかMSIのブースでひときわ注目を集めていたのが、背中に背負うタイプのPC「VR One」だ。VRゲームを快適にプレイするために開発された製品で、東京ゲームショウで披露されたものは、3世代目となる。

VR向けのバックパック型PC「VR One」
これがPCとは思えないくらい薄くて軽量!

 ちなみに2世代目はCOMPUTEX TAIPEIで出展されていたもの。わずか3ヵ月で大幅に薄型化と軽量化に成功していることに驚きを隠せない。

こちらはCOMPUTEX TAIPEIで披露された2世代目の「VR One」。重量は5kg

 3世代目の筐体内には、Core i7プロセッサーとGeForce GTX 1070を搭載したPCを内蔵。9本のヒートパイプと、側面に配置された2基の90mmファンで冷却する。電源は、本体下部にある2つの専用バッテリーで、1時間以上の連続動作が可能だ。

写真は、ゲームショウでのデモ用にペイントされたデジタル迷彩仕様の「VR One」(非売品)。まるで米軍特殊部隊の装備品のようだ
コネクター類は、HDMI、Mini DisplayPort、Thunderbolt 3(USB Type-C互換)、USB 3.0×4を上部に集約バッテリーは2つ。ホットスワップ対応なので、動作中に片方のバッテリーを外して付け替えることもできる

 バッテリー込みの重量は約3.6kg。実際に筆者も背負ってVRを体験してみたが、ズシリとした重さは感じられず、ノートPCが入ったリュックサックを背負っている感覚に近かった。

 VR体験中は、ケーブルを気にせず自由に動き回れるのがうれしい。その場でぐるぐる回っても、ケーブルが絡まってしまう心配がない。そのうえ、ケーブルに足を引っ掛けて転びそうになる心配もないので、ゲームに集中できる。

 そうやってVRに没入していると、PCを背負っていることをすっかり忘れてしまっていた。それほど背中の重さが気にならないということだ。ただ、長時間プレイしていると、背中がじわじわと蒸れてくる。PCの排熱を直接ではないにせよ背中に感じるからだ。

 プレイに支障をきたすような不快感ではないが、背中が暖かくなることで、PCを背負っていることを思い出させてくれる。

背中にPCを背負っていることを忘れてしまうくらい快適にプレイできる

 電源やケーブルを気にせず、どこでも気軽にVR体験ができる「VR One」に、ゲームの未来を感じずにはいられない。あいにく発売日は未定だが、発売が非常に楽しみな製品だ。なお、価格は未定ながらおおよそ30万円前後での販売を想定しているとのこと。

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