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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第11回

【今月の自作PCレシピ】秋冬の新作ゲームに備える! 最新パーツで組むゲーミングPC

2016年09月18日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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 ゲーミングPCで大事なビデオカード(GPU)の野澤さんチョイスは、ASUS「ROG STRIX-GTX1080-8G-GAMING」。

 「最高のパフォーマンスで、ゲームにあわせて描画やフレームレートにこだわれるGeForce GTX 1080にしました。定番人気となっているMSI製やお買得なManli(マンリ)製など、いろいろあるので結構悩みましたが、ブーストクロック1733MHzのリファレンスクロック(OCモード時はブーストクロック1771MHz)モデルながら、トリプルファンの大型GPUクーラーやオーバークロックモデルと同じ基板、電源回路設計を採用し、値下がりもしている『ROG STRIX-GTX1080-8G-GAMING』にしました」

 「VR HMDと液晶をHDMIで接続できるHDMI出力端子を2基仕様や、PCを彩るLEDイルミネーション機能といった細かい部分も良い感じですよ」とのことだ。

トリプルファンの大型GPUクーラーを採用したASUS「ROG STRIX-GTX1080-8G-GAMING」。LEDイルミネーションも備える

 そのほか、ゲーミングに十分な性能を備え、コストパフォーマンスが良い、4コア/4スレッドCPUの「Core i5-6600」。マザーボードとメモリーをホワイトで統一、信頼性の高いMLC NANDを採用したCrucial「MX200」の500GB&プレイ動画もたっぷり保存できる2TB HDDのデュアルストレージ、7年保証で将来のマルチGPU構成にも対応できる容量750Wの電源ユニットと、野澤さんのこだわり点が満載の構成になっている。

ゲーミングに限らず、写真などの編集でも欲しい動作クロック3GHzのラインを超える「Core i5-6600」は、定格3.3GHz、最大3.9GHzだ

ホワイトカラーのヒートシンクを採用したモノクローム基調デザインのASRock「H170 Pro4/Hyper」

メモリーにはマザーボードとのカラーマッチを考えて、ヒートスプレッダーと基板がホワイトなCrucial「BLS2K8G4D240FSC」をチョイス。8GB×2枚の16GB

電源ユニットはプラグイン、セミファンレス仕様で80PLUS GOLD認証を取得する容量750WのCorsair「RM750x(CP-9020092-JP)」。7年保証と長~く使える

PCケースはZALMAN「Z9 Neo」をチョイス。ホワイトモデルもある

遮音性を高める防音パッドを備える開閉式フロントパネルを採用。電源ユニット部には、熱源を分離し、ケーブルも隠せるカバーが備わっている

 OSを含めると20万円超えとなるパソコンショップ アークの野澤さんが構成したGTX 1080搭載ゲーミングPCだが、この秋冬の最新ゲームを快適にプレイでき、VRゲームにも対応できるスペックとなっている。なお、ビデオカードをコストパフォーマンスが優秀な「GeForce GTX 1070」に変更するのもあり。ビデオカードのメーカー次第ではあるが、3万円程度コストを下げることが可能だ。

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