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1万~2万円台前半の売れ筋価格帯に3モデル

劇場版まどマギとコラボした"ノイキャン"ヘッドフォンなど、デノンが発売を予告

2016年08月30日 09時30分更新

文● 小林 久 編集●ASCII

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 デノンは8月29日、都内で記者会見を実施。同社初のヘッドフォンから50年の節目となる、2016年に投入する新製品の情報を公開した。なお、同時発表されたハイレゾ対応イヤフォン3機種については別記事で紹介している。

AH-GC20 魔法少女まどか☆マギカ・スペシャルエディション

 直近では『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』とのコラボレーションヘッドフォンとして「AH-GC20 魔法少女まどか☆マギカ・スペシャルエディション」の発売を予告。完全限定生産のワイヤレス・ノイズキャンセリングヘッドフォンとして、ハウジングだけでなくキャラクターの撮り下ろしボイスなどを収録して同梱する。詳細は9月に明らかになる予定だ。

AH-W160

 またスポーツタイプの機種として「AH-W150」の後継となるBluetoothヘッドフォン「AH-W160」を11月ごろ投入。軽量化しつつ防滴仕様など耐候性の部分を強化しているという。

AH-D7200

 また「AH-D7100」シリーズ以来、長く空白となっていたヘッドフォンAH-D7000シリーズの新機種「AH-D7200」も12月に投入予定。10月に詳細を発表するという。価格などの詳細は未定。アメリカンウォールナットのハウジング。加水分解しにくいイヤーパッドや直径50mmのナノファイバー・セルロース振動板を使用。純度の高い銅を使用する7Nケーブルの採用など、フラッグシップの名にふさわしい製品にするという。会場に参考出品されていたが、まだまだ開発途上で音質向上を図っていくとのこと。

提示されたロードマップ

 デノンは日本コロムビア時代の1910年に、日本初の国産蓄音機「ニッポノフォン」を開発して以降、国内のオーディオメーカーの草分け的な存在を担ってきた。その後、1966年にはヘッドフォン開発に成功。1976年には平面振動コイルを採用した「SH-90」を発表するなど、時代時代に合った製品を市場に投入してきたとする。同社は秋以降も、50周年の節目に向けた施策を計画しているという。

会場に展示されていた初期のヘッドフォン「SH-21」。レトロな音を実際に聞けた。

製品開発の変遷

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