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自社ECとLINEの連携サービス「OWA」を全事業者に開放

2016年08月22日 09時05分更新

記事提供:通販通信

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image LINE(株)は22日、一部のEC支援企業に先行して提供していた、WEBサービスとLINEアカウントを連携する「Offical Web App」(OWA)の一部のサービスを、すべての事業者に向けて解放した。

 OWAは今秋に本格的にオープンする予定のサービスで、同日には(株)フューチャーショップの「FutureShop2」、NHNテコラス(株)の「CARTSTAR」、(株)フィードフォースの「ソーシャルPLUS」のEC支援サービスがOWAの提供を開始した。8月末には(株)パイプドビッツの「スパイラルEC」、(株)PRECSの「リピスト」、五反田電子商事(株)も同サービスの提供を開始する予定。

 OWAでは、「LINEログイン」「LINE ビジネスコネクト」「プロフィール+」の3つの機能が標準搭載される。

 「LINEログイン」では、LINEアカウントの認証情報(登録メールアドレス・パスワード)を利用し、連携サービス利用時に同意するだけで新規会員登録プロセスを省略する。「LINE ビジネスコネクト」では、APIを利用し、利用企業が利用する外部システムと接続することで、特定のユーザーに限定した情報発信や双方向のコミュニケーションを可能にする。「プロフィール+」は、商品やサービスの予約・購入・問い合わせの際、あらかじめLINEに登録済みの情報をユーザーの意志に基づき利用・入力できるサポートツール。「プロフィール+」は、今秋からの提供となる。

 また、LINEの決済サービス「LINE Pay」やポイントサービス「LINEポイント」、スタンプカード機能「ショップカード」などとも連携できる。同サービスの利用で、商品・サービスの予約や購入を簡素化、コンバージョン(成約)率の向上、インセンティブ付与によるリピート率増加などが見込めるという。

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