メルマガはこちらから

PAGE
TOP

売れるIoT製品どう作る?メーカー・IT関係者・起業家向け特別セッション

Qrio・Moff・BONX 人気ガジェットの生産秘話

連載
IoT&H/W BIZ DAY 2 by ASCII STARTUP

 大好評のIoT/ハードウェアイベント第2回が8月26日(金)開催決定! 注目セッションの情報をご紹介します。
■■IoT&H/W BIZ DAY2参加登録はコチラ!(イベントレジストに遷移)
(Peatixはコチラ)■■

 「ハードウェアスタートアップはとてもじゃないができない」

 筆者はこれまで多くジャンルの起業家へ取材を重ねてきましたが、ことモノの生産がかかわる領域にスタートアップが単独で入り込むのはかなりの困難がともなうようです。取材のなかで冒頭のような発言を聞いたのは、一度や二度ではありません。別事業で蓄えのある企業がハードウェアとアプリでの新事業へ挑戦したものの、結果数億円単位の赤字をかかえたという話も聞きました。

 とはいえ、IoTの隆盛を裏付けるかのように、ハードウェア開発も行い起業するスタートアップは増えてきていますし、既存の大手モノづくり企業内の新規事業としての社内スタートアップの動きも盛んです。

 そのような競争環境のなかで、人気製品を作り上げファンを獲得し、数千単位の量産をすでに行っているメーカーはいったいどのようなモノづくりを行ってきたのでしょうか。

 今回、国内外も含めてコンシューマーからB2Bまで広く展開を狙う人気のIoT製品を扱うスタートアップの代表お三方に話をうかがいます。IoT製品でのビジネス展開に興味のあるメーカーやIT系企業にお勤めの方にぜひ知ってほしい内容をお届けします。

リスクをとっていかに事業を成長させるのか

 2013年創業のウェアラブルトイ『Moff』は2014年3月に米Kickstarterで目標金額2万ドルをわずか48時間で達成しています。

 スマートロック『Qrio SmartLock』は2014年末からMakuakeにて1651人から2545万3500円を集めました。新製品となるBluetoothタグ『Qrio Smart Tag』も好調です。

 さらに通話ガジェット『BONX』も2015年末にGREENFUNDINGで1344人から2551万2130円を集め、現在海外Indiegogoでの新たな挑戦を行っています。

 とはいえ、いずれの企業もクラウドファンディングサイトでただ資金を集めてモノをユーザーに届けただけではありません。最初のファンの意見を取り入れて、ハードを調整し、アプリサイドを改良し、さらなる量産を行って、販路を拡大させています。

 いまの時代に「売れるIoT製品」はどう作り上られているのか。華やかな成果の背景にある、ビジネスとしてのハードウェア企業に避けられない課題である「量産」をキーワードに、ハードウェアスタートアップの人・モノ・カネに迫ります。

●登壇者紹介

西條晋一氏
徳島生まれ。96年早稲田大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。00年にサイバーエージェントに入社。多くの新規事業の立ち上げに携わり、サイバーエージェント・ベンチャーズ、サイバーエージェントFX、ジークレストなど5社以上の代表取締役社長を経験。04年にサイバーエージェント取締役に就任。08年には専務取締役COOに就任、10年からは米国法人の社長としてシリコンバレーでの事業立ち上げを経験。Qrio代表取締役。Coiney取締役。トライフォート取締役。

高萩昭範氏
3Dモーション認識・評価技術を基に、ヘルスケア・フィットネス・教育に関わるIoTサービスとB向けソリューション提供を行う株式会社Moffの代表取締役。自社センサー端末Moff Bandは日米で販売。米国教育ブランドPBS KIDSやバンダイナムコエンターテインメントなどと提携を発表。メルセデス・ベンツ日本株式会社 商品企画部時代に、ハードウェアモデルの企画・量産・販売を経験。

宮坂貴大氏
株式会社BONX代表取締役CEO。東京大学大学院総合文化研究科修了。スノーボードに傾倒し、日本・北南米・ニュージーランドなど世界を回って滑る傍ら、アウトドアスポーツを通じた子供の教育を行うNPOを、プロアスリートと共に理事として運営。第一子の出産を契機に、新卒でボストン・コンサルティング・グループ入社。テクノロジー・メディア・通信領域において、マーケティング戦略・施策の立案、M&A戦略の立案・デューデリジェンス・投資実行、M&A後の組織統合などをサポート。BONXの着想を機に3年半後に退職し、当社設立。

■関連サイト

『IoT&H/W BIZ DAY 2 by ASCII STARTUP』

開催概要
■日時:2016年8月26日(金)
開場 11時30分 終了予定 18時
■場所:株式会社KADOKAWA KADOKAWA富士見ビル
東京都千代田区富士見2-13-12
■入場料:展示ブース(無料)、各セッション(1000円)、全カンファレンスフリーパス【EventRegist限定】(4000円)
■募集人数:各セッション100名、入場チケット500名(予定)
■イベント内容:5セッションを実施予定、出展ブース ハードウェア/IoTスタートアップ企業による展示、実機デモ、物販など
■参加方法:カンファレンス / 展示エリア共に事前登録制
■主催:ASCII STARTUP
■協賛・協力:ニッポン放送、MCJ、アペルザ、31 VENTURES(三井不動産)
■出展:ニッポン放送、Secual、MAMORIO、ガラポン、kibidango、THRIVE、TeNKYU、NAIN、バカン、ピレネー、Blincam、プログレステクノロジーズ、BONX、まごチャンネル、ユカイ工学、PANORA、JellyWare、コーデセブンほか予定
■レジストレーションスポンサー:イベントレジスト
■ドリンクスポンサー:伊藤園
■Tシャツスポンサー:TMIX
※プログラム内容は予定です。都合により変更となる場合があります。
■■参加登録はコチラから!(予約ページに遷移します)■■
※Peatixでの予約はコチラ

合わせて読みたい編集者オススメ記事

バックナンバー