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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第469回

難易度は高いけどいい写真が撮れる! 夜の猫の撮影の仕方

2016年08月05日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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這いつくばって猫目線で狙ってたら、いい感じに上を向いてくれた。こういうときはカメラと地面の間に手を入れてクッション代わりにすると同時に、アングルを調整するとブレずに撮れます。ISOオートだとすごく高いISO感度にされやすいので、マニュアルで(2016年6月 オリンパス OM-D E-M10 MarkII)
這いつくばって猫目線で狙ってたら、いい感じに上を向いてくれた。こういうときはカメラと地面の間に手を入れてクッション代わりにすると同時に、アングルを調整するとブレずに撮れます。ISOオートだとすごく高いISO感度にされやすいので、マニュアルで(2016年6月 オリンパス OM-D E-M10 MarkII)

 真夏の夜といえば猫である。

 昼間はその暑さに耐えるべく人目につかず風通しがいい日陰の隙間で寝ている猫も、多少涼しくなった夜になるとふらふらと散歩をはじめるのだ。

 人通りがぐっと減ると猫も安心して顔を出す。

 人にとっても夜は涼しくて散歩にいい。

 そんな感じで、夜の打ち合わせのあと駅に向かって歩く途中、ちょいと裏路地へ入り込んだら出会った猫が冒頭写真である。

 最初は、あ、猫だ、と普通に撮ったんだが、カメラ任せで撮ると、白い色が白く撮れちゃう。当たり前なのだが、夜の灯り独特の色合いがほしいよなと思い、ホワイトバランスを晴天に変更。ちょっと赤みがかった夜の雰囲気を出してみた。

 ちなみにここはこんな石畳の路地。

 白熱灯系のお店の光がほわっと光っているのでその色を残したかったのだ。

哀愁の背中を。飼い主の帰りを待ってる感じ。きれいな首輪をしてくれております。おだやかで落ち着いててよい猫でした(2016年6月 オリンパス OM-D E-M10 MarkII)
哀愁の背中を。飼い主の帰りを待ってる感じ。きれいな首輪をしてくれております。おだやかで落ち着いててよい猫でした(2016年6月 オリンパス OM-D E-M10 MarkII)

 って、上の2枚は真夏と言いつつ6月に撮ったもの。

 それではあんまりなので真夏の夜の写真を。

 仕事をしてて眠りそびれた深夜、コンビニでも行くかと思ったのである。

 手にはポケモンGO。近所にポケスポットが少ないので、ちょっと遠いコンビニへポケモンGO散歩がてら向かうことに。

 もしかしたら夜ふらふらしてる猫に出会えるかもしれない、と、オリンパスのミラーレス一眼「E-M1」に45mm F1.8レンズ(つまり、中望遠の明るい単焦点レンズ)をつけて首から提げ。

 そんな装備でふらりと家を出たのだ。

 そしたら、いきなり道の真ん中で油断しきってる猫を発見。昼間ではあり得ない油断っぷりである。

 実は私も油断してた。今までそこで猫を見かけたことなかったから。

 互いに「あっ」って感じで目を見合わせ、こちらがカメラの準備をする間もなく、「こんな時間に人がやってくるなんて聞いてないぞ、やべっ」って顔でタタタッと逃げてしまったのだった。

 深夜の油断猫って面白い。

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