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スタート時点では和書は12万冊以上、洋書は120万冊以上

電子書籍読み放題の「Kindle Unlimited」が月額980円で日本でもスタート

2016年08月03日 04時00分更新

文● ゆうこば

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 Amazonは、電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」を今日3日より開始しました。利用料金は月額980円(税込)で、初回30日間は無料で利用できます。

サービス概要

 Kindle Unlimitedは、2014年7月に米国でスタート。日本は12ヵ国目のローンチとなり、スタート時点では和書は12万冊以上、洋書は120万冊以上が対象となります。ジャンルは、書籍、コミック、雑誌、写真集など豊富な種類が用意されています。

和書の内訳参加している出版社

 読み放題の対象となる作品は、ウェブ上でアイコンが表示されるようになります。読む手順はカンタンで、通常の単体購入時と同じく、読みたい作品をまず自分のクラウドライブラリーに登録し、読みたい端末にダウンロード。Kindle Unlimited対象書籍は一度に10冊まで登録可能で、11冊目を登録する際は事前に1冊分を解除しておく必要があります。

 なお、Kindle Unlimitedが利用できる端末は通常のKindleと同じく、電子ペーパーのKindle各種、Fireシリーズ、Android、iOS、PC、Macとなります。また、KindleやFireシリーズで搭載されている「Whispersync」「Popular Highlights」「X-Ray」などの機能も利用できます。

FireタブレットとKindle OasisでKindle Unlimited対象作品のリストを開いている様子。対象作品には目印がつく

 さらに、今回iOS版にもアプリ内で作品を選び、ライブラリーに登録できる画面「Book Browser」が搭載。いままでは、アップルのアプリ内課金の規約問題で、iOS版Kindleでは、ほかのプラットフォームにはあるような商品の購入、試し読みを除くライブラリーの追加ができませんでした。

 しかし、Kindle UnlimitedはAmazonの「プライム・ビデオ」や「プライム・ミュージック」のように課金で購入するタイプのものではないので、Unlimited対象作品に限り追加できるようになったというわけです。ただし、アプリからKindle Unlimitedの契約はできないので、一度はブラウザーなどでアクセスする必要があります。

新バージョンのiOS版Kindleには右上に「a」アイコンが表示されるタップすると「Book Browser」が開き、Unlimited対象作品をライブラリーに追加できる

 なお、AmazonはKindle Unlimitedの開始後も、単品購入などの販売方法は継続。Amazon内のKindle販売ランキングには、Kindle Unlimitedで追加された数も上乗せされるため、担当者は「いままでとは違う魅力ある作品がお客様の目に止まると思う」と語っていました。

 Kindle Unlimitedの対象作品は、雑誌の最新号を除くと新刊と呼ばれるものは少なく、どちらかといえば過去のベストセラーや往来の名作などをそろえています。イメージとしては「本屋の本がどれも定額で読めるようになった」というわけではなく、「会員制の貸本屋ができた」というのが正しい認識だと思います。

 読書好きの方はもちろん、夏の長期休暇などでじっくり本を読んでみたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

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