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週間リスキー 第81回

ZenBlogが日本未発売のZenFone 3を詳しくチェック

性能怪獣にも肉迫する5.2型「ZenFone 3」を先行レビュー:週間リスキー

2016年07月29日 17時30分更新

文● ZenBlog 編集●ゆうこば

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ZenFone 3の中身をチェック

 次に、セットアップを済ませてみました。日本語は最初から使用可能です。ただし、日本向けモデルにプリインストールされている「ATOK for ASUS」は当然ながら入っていません。

 技適表示はありませんでした。香港版と日本版は対応バンドが同じため同一モデルとなる可能性があります。そのため、今後のアップデートで表示されるようになるかもしれません。

2015年の「性能怪獣」に匹敵するパフォーマンス

 AnTuTu Benchmarkを走らせてみた結果、スコアーは61701でした。普及機といえど、Snapdragon 625に3GBメモリーを搭載しています。日常使いで不満を感じるシーンはほとんど無いと思います。使用感も悪くありません。

 ちなみに、性能怪獣(パフォーマンス・モンスター)をうたったハイエンド機「ZenFone 2(メモリー4GB ・ストレージ64GB)」のスコアーは64000ほど。スマホの性能進化は著しいものがありますね。

1600万画素のレーザーAF対応カメラにも注目

 性能が格段にアップしたカメラにも注目です。画素数は1300万画素から1600万画素へ向上、光学手ブレ補正にも対応しました。これによってローライトモードでの撮影がより快適になりました。

 1600万画素では物足りないという方は2300万画素の「ZenFone 3 Deluxe」をご検討ください。

 ZenFone 3シリーズではレーザーオートフォーカスが標準搭載になったにもかかわらず、ZenFone 3 Laserという製品も登場しネーミングルールがわけわからん状態です。相変わらずASUSのネーミングセンスの良さを感じます。

 カメラアプリのUIに大きな変更はありません。リアルタイムHDRに対応したようで、これからはサクサク撮影できますね。

 撮影モードは多種多様、シーンにあわせて切り替えましょう。ローライトモードに関しては推奨するシーンでの撮影時に教えてくれるので積極的に利用したいところです。

撮影モードはオート、センサーをフルに使える4:3にしています(リンク先は、長辺1920ドットにリサイズした写真データ)

ZenFone 2シリーズでは若干黄色っぽく写る傾向がありましたが、ZenFone 3では改善されているようです(リンク先は、長辺1920ドットにリサイズした写真データ)

タップしたところにピントを合わせ、そのまま撮影する「タッチシャッター」がおすすめです。ここでは猫の顔にピントを合わせています。ZenFone 2に比べ、合焦が早くなりました(リンク先は、長辺1920ドットにリサイズした写真データ)

ZenFone 2シリーズでは不自然な色になりやすかった空ですが、こちらも改善されていますね(リンク先は、長辺1920ドットにリサイズした写真データ)

猫と食べ物と風景の写真ばかり撮影している私としては、メシマズカメラは死活問題です。とんてき、美味しそうじゃないですか(リンク先は、長辺1920ドットにリサイズした写真データ)

ZenFoneシリーズのイチオシ機能でもあるローライトモードを試してみました。精細感に欠けますが、オートモードと比較すると明るさが段違いです

バイブレーションの余韻が気になる

 これは実機を触ってもらわないと伝わらない気がしますが、ナビゲーションキーをタップした瞬間のバイブレーションの余韻が「中でバネが震えてる」ような感覚がして気になりました。気にしすぎでしょうか。

やっぱり日本発売が待ちきれない!

 国内に投入される際にはATOK for ASUSのプリインストールや、各MVNOのAPNプリセットなど、細かな調整が入るのだと思われます。ウワサでは9月発売だとも言われているZenFone 3の国内投入ですが、あと1ヵ月も待ってたら新製品としての鮮度が失われてしまいそう……。ぜひ、早急での日本導入を願いたいものです。

 以上、ZenBlogによるZenFone 3(ZE520KL)レビューでした。


※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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