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DDONの“不満”は解消されたの?

盛り上がってるとウワサの『ドラゴンズドグマ オンライン』“シーズン2 精霊竜の王” 復帰戦記

2016年07月30日 13時00分更新

文● ムラリン

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盛り上がってるとウワサの『DDON2.0』復帰戦記

 何やら『ドラゴンズドグマオンライン』が、シーズン2.0にアップデートされて盛り上がっているらしい。

 実はシーズン1.3のアップデート以降、休眠していた私ですが、盛り上がっていると聞くと首を突っ込まずにはいられない典型的日本人なので、久しぶりにログインしてみよう!と思い立ちました。

 早速、ランチャーを起動してアップデートを待ちます。

 アップデートを待つ間に夕飯へ。今日は豚の角煮。最近圧力鍋を買ったから作ってみました。美味し。

 角煮を堪能し終えて自室に戻るとアップデートは終わっておりました。食事してくつろいでいた時間は2時間程度だけど、実際にどの時点でアップデートが終わったのかは不明。まぁ、フレッツ光で2時間以内ですよ、ざっくり。環境など個人差はあると思うけど、今まではもっとかかっていたので、アップデート時間もだいぶ改善されたみたい。

 で、いよいよログインしてみたわけですけど、ここで新たなオープニングムービーが流れ出しました。シーズン1.3までのメインクエストのダイジェスト。たぶん、新規のユーザーだと以前のオープニングで、シーズン1.3までのメインクエストをクリアした時点でこのムービーに切り替わるんだと思われます。

半年ゲームを離れて鈍った勘を取り戻す!

 ムービーでここまでの流れを復習し終わり、久しぶりにレスタニアの大地に帰ってきました。盛り上がってると言われるだけあって、なるほど私が休眠に入った頃より、ロビーとなる白竜神殿レーゼにいる人数も多く、メンバー募集のシャウトも飛び交ってます。活気があっていいね!

 フレンドリストを見てみると、私の所属していたクランはまだ残っていて、クランマスターはじめ何人かの知り合いもまだ現役で活動しており、復帰した私を暖かく迎えてくれました。クランチャットで相変わらずの軽口をたたきあって、旧交を温める。なんかいいなー、この感じ。一瞬で半年前に戻ったみたい。クランメンバーではないけれど、向うから気づいてTELをくれたフレンドさんも何人かいらっしゃいました。ありがたし。

 とはいえ、肝心のゲームのほうは、まず操作が覚束ない。操作勘を取り戻すためにテルサイ(テル村のサイクロプス)で肩慣らし。少し戸惑いつつも、なんとなく操作を思い出してきた。

 テルサイやってるときに気づいたのだけど、なんだかモンスターの名前の横に黄色いアイコンが出てる。「?」と思ってクランメンバーに聞いたら、なんでも新たに導入されたブレイクシステムというものらしい。以前には、敵が“怒り”状態になったら、みんなでしがみついてゆさゆさ揺すってスタミナを削っていたのだけど、現在は怒り状態になったら、そのままどんどん攻撃していると、名前の横のアイコンが青くなっていく。このアイコンが完全に青くなると“ブレイク”!一気にスタミナゲージが減少し、アイコンが青い状態のときに揺さぶると、スタミナゲージを素早く減らすことができる、というシステムになったのだとか。ただし、青アイコンでいる時間は極短いので注意。

 また、従来は4つしかセットできなかったスキルですが、メインスキルセットとサブスキルセットを戦闘中にでも切り替えられ、全部で8つのスキルを使い分けることができるようになっているのも新たな変更ポイント。場面によって攻撃主体のスキルセット、守備やサポート主体のスキルセットという具合に使い分けられます。

 ゲームバランスを崩さずに戦闘システムに変更を盛り込めてるのはいいね。

 あ、あとダウン時にモンスターの弱点である頭部が壁にめり込んで攻撃できなくなるということも修正されたようで、障害物のある方向へ倒れ込むと、そのままズルッと外側へスライドして出てくるようになってました。

休眠明けにまずやるべきなのはメインクエスト

 さて、操作もなんとなく思い出してきたところで、どこから手を付けようか。休眠前の最高レベルは55だったんだけど、現在はレベルキャップが65まで開放されているらしい。クランメンバーは、すでに65レベルのジョブや62、3の人がちらほら。

 というわけで、まずはレベル上げ?とも思ったのだけど、クラメンによれば、まずはメインクエストを進めるのがおススメなのだとか。

理由としては、

・メインクエストを進めるだけで、ある程度レベルを上げられる
・メインクエストを進めなると、新エリアに行ける

 とのことらしい。なるほど、それは理に適ってますな。

 というわけで、まずはメインクエスト受注のために、白竜神殿へ。ジョゼフじぃから、ローテスの海岸に見慣れないモンスターの死体があがったんで見てきてーという依頼を受け、ローテスへ。

 そこには、確かに見慣れないモンスターの死体もあったんだけど、すぐそばにセクシーなお嬢さんが寝てるじゃないですか! モンスターの死体は見つけるけどセクシーなお嬢さんを見つけられない地元民もどうかと思いますが、ともかく私が第一発見者。

 気絶しているセクシーなお嬢さんを優しく抱き起そうとしたその刹那、彼女の身体は宙に浮き、あたりがまばゆい光に包まれたー!と思ったのも束の間、次の瞬間には見知らぬ土地に立つ御一行。ここでまたしてもDDON2.0のロゴがバーンと登場!なるほど、ここからが正式に2.0の物語の始まりってわけですね。わかります。

 ネタバレになるのであまり詳しくは書きませんけども、その後すったもんだあった挙句、神殿に戻ってきて、飛ばされた先が未知なる島であることがわかるわけですが、海岸に倒れていたお嬢さんは記憶を失くしていて、どうやら彼女はこの島に見覚えがあるらしいんだけど、くわしくはわからんと。そんなわけで、その後、彼女の正体と未知の島の捜索が始まります。

 メインクエストは、概ね謎のセクシーな美少女と新島の発見、彼女を狙う新たな敵をテーマに話が進んでいき、途中にあの強敵ズールなんかが出てきて、このズールの正体も分かったりしてなかなかに興味深い展開。とはいえ、それほど難しい戦闘もなく、基本的にはレベル55程度の実力があればクリアしていけます。私はクランメンバーと一緒に周りましたが、たぶんポーンが十分育っていれば、ポーンと一緒でも大丈夫そう。

 2.0時点で追加されたメインクエストは、レベル55~57ですべて受注可能ですけど、メインクエストをクリアしていくだけだと、途中少しだけレベル上げのための経験値稼ぎが必要です。できたら、メインクエスト攻略時に成長サポートを付けていくと、トントンとレベルが上がって、次々と連なるクエストを受注でき、メインクエストだけでレベル58まで到達できます。

 ちなみに、シーズン1のメインクエストもすごく緩和されていて、レベル1から初めたとしても、約30時間程度で一気にシーズン2.0のメインクエストまで進められるそう。シーズン1.3以前にプレイをやめてしまった人もまずはメインクエストを進めるのがオススメみたい。

 また、メインクエスト進行中にも立ち寄ることになる新たなリム転移スポット、“辺境の礎”というのも追加されていました。これまで、リム転移スポットは、拠点となる町や村にしかなかたのですけど、長い道中の途中に、転移できるスポットが設置されていて、ショートカットできるようになったようです。地味にうれしい。

 メインクエストを進めていく中で、ようやく発見される新エリア「魔赤島」ですが、ここは島自体はそれほど広くない(?)ようですが、島の中にいくつものダンジョンが存在し、道中の敵も強く、高レベル帯向けのエリア。このエリアに登場するモンスターは侵食魔という新たな種で、胞子状の毒をまき散らすのが特徴なので、うっかりするとすぐ状態異常にかかってしまい、なかなかやっかいです。まぁ、私のレベルだと、魔赤島の探索はもう少し後になりそうですが、攻略が楽しみです。

そのほかにも追加要素が盛りだくさん!

 新エリアのほかにも、お楽しみ要素が増えてまして、まず宿屋の二階に覚者ごとにプレイヤー専用の部屋「覚者の自室」が貰えます

 この自室では、自分のお供のポーンの中から一人を選んでパートナーポーンとして一緒に過ごすことができるんですけど、俺、男キャラにしといて良かった。そしてポーンを女の子にしといて良かった。そんな感じ。パートナーポーンは、リムの欠片をプレゼントすることで好感度が増していき、新しい髪型やエモート、アビリティなどを教えてくれるのだとか。更に、浴室に行ってバスローブに着替えてベッドで横たわるなど、部屋の中でいろんなことをしてくれるようになります。

 また、新たにクラフトで家具をつくることができるようになっていて、部屋の模様替えも行なえます。家具のレシピは、アチーブメントという、特定条件の達成率で手に入れていく仕様です。

 このほか、既存のエリアにも新ダンジョンができていたりするらしいし、クラフトで簡単に製作できるレベル55武器があったり(私はすでにもっといい55装備があったんで作りませんでしたけど、ポーンに作ってあげたらいいかも)。

 さらに、祝福のルーキーズリングという新アイテムで、レベル45までの経験値が常時2倍になるなど、新規に『DDON』を始める人や、まだ開始していないジョブのレベル上げも楽になり、後発組でも追いつくのが容易になったのも、2.0が盛り上がってるポイントかも。

 とにかくいろいろとやれることが増えて、また楽しくなってきた『ドラゴンズドグマオンライン』。以前やってたけど、今はやめちゃったーって人は、ぜひもう一度レスタニアを覗きに来てみて。ホント、楽しいよ!

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